見出し画像

体癖話まとめ(90)

体癖について、私ソシャフィアがTwitterでたまに「あ、これ前にもツイートしたな。まぁどうせ誰も覚えていないし、いいや」とそのままツイートしたら割と「これ、前にもツイートしましたよね?」とツッコミをもらって嬉しかったりする【体癖話】をまとめたシリーズ、第90弾!

今回もツイートにコメントをつけてお送りいたします。

先週は風邪を引いてしまい、ついにこの『体癖話まとめ』を落としてしまいました。。。
毎週楽しみにされていた方には非常に申し訳ないことをしてしまった。。。
ごめんなさいm(_ _)m

90回続けてきて、落としたのは実は初。
ここ2年弱、どんなに忙しくても、どんなにスキが少なかろうと、ほぼ毎週更新してきたのですがね…

野口晴哉先生がおっしゃるには「風邪は体の調整作用」。
風邪は体が悪いから引くのではなく、むしろ体力があるから引くのですね。
で、風邪を引くことでさらに健康になる、ということ。

体癖的に言えば、高潮と低潮が”凪”になるわけです。
”凪(なぎ)”というのは、ちょうど良い状態ということですね。
風邪は体のバイオリズムを元に戻してくれるのです。
つまりは、体がリフレッシュするということ。

体がリフレッシュすれば、心もリフレッシュしますよね。
体癖各種の独特なところも、良い面として出てくるようになる。
八種の戦闘的なところも頑張り屋さんな面として表れるようになったり、三種のわがままなところも可愛げとして表れるようになったり。

ある意味では、風邪は生まれ変わりなんですよね。
羊の毛が生え変わるとか、爬虫類が脱皮をするとか、そういった機能を持たない人間がリフレッシュするためのキッカケが、風邪。

ですので、その自然の調整作用が滞りなく経過するようにすれば、完璧。
晴哉先生は、6つにまとめてくださっています。

1、体を弛めること=整体体操
2、冷やさぬこと
3、温めること=後頭部や足首をホットタオルや足湯で温める
4、発汗は引っ込めぬこと
5、風邪の全行程における急処=平温以下の時期を安静にすること・平温に復したらすぐ起きること(余分に用心しないこと)
6、水分を多めにとること

以上は『風邪の効用』という晴哉先生が書かれた本に載っています。
「風邪は治すべきものではない。経過するものである」ということを教えてくれます。

「四種と六種は手足や腰の痛くなる風邪を引いたら肺炎になりやすいから気をつけろ」みたいな感じで、サラッと体癖についても書かれていますので、タイヘキストにもオススメです。

ちなみに私が今回引いたのは、この手足や腰が痛くなる風邪でした。
腰、めっちゃ痛かったんですよ〜
「秋の気温が高く風の冷たい時にこの風邪にかかる人が多い」と『風邪の効用』に書かれており、まさにその通りでビックリしました。
四種でも六種でもないので、肺炎にならずに済みましたけどね〜

ともあれ、風邪を経過させたので、心機一転頑張ります!

「風邪っぽい症状がなかなか抜けない…」というお悩み、ひょっとすると体癖由来の症状かも?
ソシャフィア体癖院の”体癖調整”がオススメです(^^)

心が熱っぽい?
それなら10月20日(木)開催の”恋する体癖セミナー”をぜひぜひ!!

というわけで、二週間ぶりで妙に熱のこもった(?)コメント付き【体癖話】をお楽しみください!

体癖院に来られた五種の方で「よくネットで買い物をするけど、うちに送られてきた荷物の包装をほとんど開けない」という方がいらっしゃいました。
やはりストレスがかかるとついつい買い物に走ってしまうそうで、ポチった時にはワクワクしているのに、いざ荷物が届くと興味を失ってしまっているんだそうで。
軽度の買い物依存症ということが言えるでしょう。

そう、五種は買い物依存症になりやすいかもしれない。
買う瞬間がピークなのです。
買ったらどうでも良くなってしまう…

ある五種の方は「買い物って、破壊している感覚に似ている」ということを言っていました。
今まで頑張って働いて稼いだ分を一気に消費する感覚が、モノを壊す感覚に似ているのだ、と。

人間にはどの体癖でも、破壊に向かう衝動みたいなのがありますからね。
それを買い物で代用できるなら、本当に何かしらの物質を壊すよりよっぽどいいですよね。
ついでに経済も回してくれているわけですし。

五種っ気のある私の母も「買い物はストレス解消に最高!」といって、よく買い物をします。
もっとも、母の場合は十種っ気もかなり濃い複合体癖ですから、兄や父が着る服を爆買いするわけです(笑)
五種の鬱散も十種の「面倒見てやったぜ感」も満たせるので、一石二鳥ですね〜
まぁ買ってくる服が割とダサいのが問題なんですけどね(笑)

私が八種のせいなのか、九種の「なんでなんで?」は非常に心に引っかかるのです。
別に自分がやられていないのなら「お、やってるな〜九種っ気を出しているな〜」で済むわけですが、自分に向いてくると、ね。

そりゃセミナーや講座なら「なんで?なんで?」となるのは、当然。
どんどん質問をしてほしいわけです。
知っている限りはお教えするのは、講師としては単に仕事ですからね。

が、九種って教えている内容とはあまり関係ない内容まで「なんで?なんで?」をしてくるので、タチが悪い。
疑問が湧いたら、今やっている内容なんかはお構いなし。
意識が向いたことに一直線。
グッと集中して、それ以外は見えなくなる。

で、疑問が解消されないままになると「この先生は自分の疑問に正確に答えてくれない」と、ヘソを曲げたりするのですね。
「それは今は関係がない」と言っても、頭では理解できても心では理解していないのです。
疑問が引っかかっているから。

九種は”完了へ向かう生き物”という見方もできますね。
未完了、未完成ということに耐えられないのです。
極端で、完璧主義的。
綺麗に更地になっていないと、なんか気持ち悪くなるのです。
自分の疑問を更地にするために、完了させるために「なんで?」を聞くのですね。

私も多少は九種が入っていますから、分からなくもないのですがね。
せめて「なんで?なんで?」と思ったなら、その「なんで?」が原因を聞きたいのか、意図を聞きたいのか、目的を聞きたいのかを自分の中でハッキリさせてから聞くようにしています。
「なんで?」って、それらの3つのことを明るみにする質問ですからね。

この間体癖院においでくださった方で、八種の方がいらっしゃいました。
が、パッと見、八種ではないのです。
四種と上下型を混ぜたような体型。
診断を進めていく内に「あれ、やっぱり八種なのか!」ということが分かってきました。

「やっぱり」と言うのは、その方のカウンセリングシートを見たら「いかにも八種」だったからです。
ジンマシン、炎症体質、膝の痛み、神経痛…
これらは全部、八種がかかりやすい症状。

特に、炎症。
八種は副腎が疲れやすく、炎症体質になりやすいのですね。

で、診断の後に「八種四種一種という結果が出ました。八種が一番濃いお体のようですね」とお伝えしたら「あぁ、私、戦うことを避けて生きてきたんですよ。自分が戦闘的な人間だという自覚があったので」とおっしゃるのです。

言い換えれば、八種性を封印して生きてきた、ということ。
戦うべき時に戦わず、四種性や一種性でもって、戦う以外の選択をしてきたようなのです。

その方はとにかく炎症が強く、皮膚に不調が現れる方でした。
ジンマシンもかなり出ていらっしゃる。

ここから先はそのお客様と私の推測なのですが…
八種性を発揮しなかったことによって、炎症が起こりやすくなったのではないか?

炎症とは、読んで字の如く、”炎”の症状です。
英語でも、inflammation。
flameは日本語にすると”炎”のことで、火傷のような症状を意味するわけです。

しばしば攻撃性や怒りは、炎にたとえられますね。
やる気も「お、燃えてるね〜」みたいな感じで、炎にたとえられます。
つまりは八種性とは、炎なわけです。

それを内に押し込んで押さえつけてしまったとしたら、炎は体の中を巡ってしまう。
行き場を失った炎は、体の各所に炎症として現れるのではないか?というお話をその八種四種一種のお客様をしていて、大変興味深かったのです。

怒るべき時に怒り、戦うべき時に戦う…
七種もそうですが、捻れ型はそうやって鬱散する必要のある体癖なのでしょう。
そうやって健康を保っている面もあるのではないかと思うのです。

が、捻れ型の鬱散の端的は…可愛く言えば”闘争”とか”勝ち負け”ということになるのでしょうが、その実態は”破壊”でしょう。
イライラするとモノを壊して、その後はスッキリ、というのは戦う相手もいなければ勝ちも負けもないのです。

昔テレビを見ていたら、ロシアに”部屋を破壊してもいいサービス”がある、というのを放送していました。
テレビもタンスも、家財道具は一式揃っていて、それらを好きなように破壊してもいい、というサービス。

日本にこのサービスがあれば、多くの捻れ型の人は救われるのではないか?と本気で思うのです。
ひょっとすると、八種や七種の症状も出づらくなってくるのかもしれませんね。
誰も困らないし、それで経済も回るわけですから。

「そんな野蛮なこと!」と、一種の人なら思うのかもしれませんがね(笑)

以下、かなりマニアックな整体の話(笑)

肩の筋肉である三角筋は、五種と六種の前後型の弱点なのではないか?と思うのです。
肺に関係するエネルギーが衰えると、三角筋に力が入らなくなるのですね。
そして肺が強くなると、三角筋も強くなる。

ツイートの例はレアケースではなく、割とこういった方は多いのです。
肩関節が鳴る、腕が上がらない、腕を上げると痛い、といった症状は、肺の疲れが原因であることも少なくはない。

かつて整体で、「腕が上がらない」という、六種十種の焼き鳥屋さん(実際にお店に行ったら、焼いていたのは鶏ではなく豚だったのですがw)がいらっしゃいましてね。
その方を整体の検査法で検査をすると、「肺が弱っている」という結果が出たのです。
で、「何によって腕が弱っているか?」を調べてみたら、毒が肺に溜まっている、と。

で、そのお客様に聞いてみたのです。
「腕が痛くなって上がらなくなる前に、お仕事で何か変えたことや変わったことはありますか?」
なぜそんな質問をしたかというと、焼き鳥屋さんだからです。

焼き鳥は炭で焼くのか、ガスで焼くのかで味が変わりますよね。
その炭やガスの中の成分が肺に入って、毒になったのではないか?と推測したわけです。

そしたら、ビンゴ。
「あ、先生にそう言われて思い出したのですが、今まで炭を焼いていたおじさんが亡くなって、そこから炭を仕入れられなくなったので、ちくわみたいに空洞が空いている炭に替えたんですよ!それから少ししてから、腕が上がらなくなりました!」

ちくわみたいに空洞が空いている炭には、いろんな薬品が塗布されているのですね。
ただ木を焼いただけの炭とは、製法が違っている。
その薬品を少量吸うのであればさして問題はないのでしょうが、焼き鳥屋さんのように日常的にたくさん吸うのであれば、話は違ってきますね。

そして、毒を抜くためのあるもの(企業秘密ですw)を紹介し、それを使っていただいたら、一週間ほどで腕が上がるようになったのです。
肺から毒が抜けて、三角筋が強くなり、腕が上がるようになったのでしょう。
体ってすごい!

また、その焼き鳥屋さんが六種だというのも、腕が上がらなくなった原因の一つかもしれません。
他の体癖なら、肺が六種ほどは弱くはなりませんからね。

臓器の影響から腕が上がらなくなる例は他にもあって…
例えば胆のうのエネルギーが弱くなると縦方向に上がらなくなったりすることもあります。
昔福岡県からお客様(三種七種)が群馬に嫁いだ娘さんのツテで私の整体院にお越しくださったことがあり、一度で腕が上がるようになったのでびっくりされていました。
単に胆のうのエネルギーが弱っていただけで、それを整えただけなのですがね。
三種だし、肝臓とか胆のうとか疲れると不調になりやすいし。
「先生!福岡県で整体院を作ってください!」
そんなこと言われても、ねぇ(笑)
体ってすごい!

膀胱を刺激することで、腕が上がるようになった例も。
私の八種十種の伯母が85歳くらいの時、「どうしても腕が上がらない」とのことで来てくれたのですが、お医者さんは「歳でしょ」の一言で取り合ってくれない。

伯母は生まれつき大腸が長く、慢性的な便秘で、50歳くらいの時に短く切除したそうなのです。
それ以来、トイレに行くと膀胱が痛くなっていたそうで。
大腸を短く切除したことで、隙間ができて膀胱や子宮など他の臓器のポジションがズレたのでしょう。

で、腕が上がらなくなった時は、トイレにいった後、すごく膀胱が痛くなったと。
ですので、膀胱の位置を整えながら腕を上げてもらったら、スッと上がる!
そのままグルングルンと腕を回してもらったら、膀胱の位置を整えていなくても腕が回るようになったのです。
伯母も「あれ!なんで腕が上がるの?」とビックリしたので、「お小遣いをくれるともっと楽になるよ」ととっておきのアドバイスをしておきました(笑)

身体均整法という整体術では、肺と膀胱が経絡的に関係している、と教えています。
が、色々と伯母の体を検査していくと、肺よりも膀胱が弱って位置がズレていたので、肺よりもそちらを優先して調整したのですね。
八種(泌尿器がズレやすい)に十種(骨盤臓器がズレやすい)ですし。
体ってすごい!

三種って「美人」というよりは、kawaiiってイメージですよね〜
美人、っていうと、四種とか九種とかを想像しますね。

まぁ体癖各種で美人さんはいるものですよね。
体癖で美人かどうかが決まるかと言うと、絶対にそんなことは言えない。

というか、どういうお顔が美人でどういうお顔がそうでないかなんて、完全に主観によりますよね。
平安時代なんて下膨れの人が美人だったわけですし、ハリウッド女優を見ても「この人、美人かな?」と思う人はいるものです。
時代によっても、民族によっても、人によっても異なるのが、美人。

けれども、実家が化粧品屋の私としては、”お肌が綺麗であること”は、美人の条件に入るのではないか?と思うのです。

お肌の美しさは、内臓の状態を如実に表しています。
腸や副腎が疲れていたら、やはり出来物はできてしまいますね。
つまりは、四種や八種は要注意。
それと、九種や十種もホルモンバランスが崩れやすく、お肌に現れやすいですね。

肝臓が疲れ果てた三種もお肌に出やすいし、油断はできません。
五種や六種も、「肺は皮膚と関係している」という中医学の教えがありますね。

良い化粧品を使うこともお肌を綺麗にする上で大切でしょう。
私は実家で目の当たりにしてきました。
すごく綺麗になります。

それと同時に、内臓の環境を整えることも大切ですね。
手に入りやすく手軽に摂れてオススメなのは、亜麻仁油(あまにあぶら)。
ちょっと大きめのスーパーに行けば、油コーナーに大体置いてあります。

お肌は悪い油が皮膚の下に溜まっているとトラブルを起こすと言いますね。
で、油を流すのは、油。
油まみれの食器を洗い落とすジョイやらキュキュットの主成分は、油です。
良質な油を摂ることで、不要な油を体の外から出すのです。

亜麻仁油は加熱してはいけませんので、生で摂る必要がありちょっとめんどくさいといえばめんどくさいですが、効果はかなりあるのではないかと思います。
特に八種にはオススメで、抗炎症作用も確認されており、副腎も元気になりやすいですよ〜

今週のオススメnote

体癖はそもそも”整体の技術”(有料note)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?