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今年もありがとうございました

 今年も残すところあと1時間。皆様、今年1年本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました!僕にとっては本当に色んなことが起きた激動の1年でした。仲間たちの頑張りと、家族はもちろんたくさんの皆様の支えがあったからこそ、どうにか1日1日頑張れました。ありがとうございます。いつも感謝を忘れなよう心がけてはおりますが、本当にこんなにもありがたく、幸せな日々はなかったなぁとしみじみ噛みしめています。言葉では表しきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。

 僕は、仕事には大きく分けて2種類あると思っていて、それは、「名前のある(誰かの責任のもとにする)仕事」と、「名前のない(誰がやるか決まっていない)仕事」です。世の中の多くの人は、名前のある仕事を迅速に崇高にこなすことこそが仕事だと思っていますが、それは半分正解で半分誤りだと思います。名前のある仕事に集中し、成果を上げることができるのは、どこかで誰かが名前のない仕事をしてくれているからです。このことは絶対に忘れてはいけない。職場をさりげなく掃き掃除したり、ゴミを集めてまとめて捨ててくれたり、なくなったペーパータオルを取り替えたり、観葉植物に適度に水やりをしたり、汚れた洗面台をそっと拭いたり、なくなった日用品を補充したり…。誰がやるのかきちんと決まっていない名もなき仕事を、気づいた人が少しずつ手分けしてやる。この「小さな思いやり、少しの優しさ」こそがチームワークの本質であり、名前のある仕事を力強く駆動させるエネルギーの源です。最近よく「先生の職場がうまくいっているコツは?」と訊かれることがあります。理解してもらうのが難しいので、いつもテキトーなことを言ってはぐらかしています。けど、本当のコツはこれです―名もなき仕事への静かな献身―言葉に書くのは簡単ですが、これを継続するのはなかなかできることではありません。それをひとりひとりが自分事に感じて、考えて行動してくれるのが、今の仲間たちなんです。本当に素敵なメンバーが集まって、素晴らしいチームになったと思っています。自分がこのチームの一員でいられることを誇りに思いますし、きっとメンバーもそう感じてくれていると思っています。来年はまた、今年と同じくらい、いやもしかしたら今年以上に激動の1年になるのかもしれません。でも、このチームなら、きっとまた目の前に現れるどんな困難も、みんなで立ち向かって乗り越えていけると確信しています。来年はもっともっと良い年になりますように。それぞれに良いことが訪れますように。

 改めまして、本年は大変お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願い致します。良いお年をお迎えください。

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