ほのぼの2ブロックドクター

札幌市在住、43歳、在宅緩和ケア医。その人らしく生き抜く最幸のエンディングに伴走します。

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札幌市在住、43歳、在宅緩和ケア医。その人らしく生き抜く最幸のエンディングに伴走します。

最近の記事

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 新年のご挨拶を書こうと思っていましたが、新年早々、大変なニュースが飛び込んできました。大地震と大津波。読者の皆さんの中にも、ご親戚やご友人、関係のある方々が被災された方がいるかもしれません。くれぐれもご無事でおられますようお祈り申し上げるとともに、心よりお見舞い申し上げます。 20世紀を代表する経済学者のピーター・ドラッカーは言いました。  ―われわれは未来について、2つのことしか知らない。1つ、

    • 今年もありがとうございました

       今年も残すところあと1時間。皆様、今年1年本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました!僕にとっては本当に色んなことが起きた激動の1年でした。仲間たちの頑張りと、家族はもちろんたくさんの皆様の支えがあったからこそ、どうにか1日1日頑張れました。ありがとうございます。いつも感謝を忘れなよう心がけてはおりますが、本当にこんなにもありがたく、幸せな日々はなかったなぁとしみじみ噛みしめています。言葉では表しきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。  僕は、仕事には大き

      • みどりのドクターズ ~Green Practice Japan~

        気候変動と医療。 一見、あまり関係がないようにも思えるこの2つ。 でも、じつは大いに関係があります。 最近は、有名な医学雑誌でも、随分とこの話題が増えてきました。 私たちひとりひとりが関係する地球のいまとこれからのこと。 患者さんの「生きたい」を傍らで支えともに歩んでいるうちに、 未来のことにも思いを馳せる機会が増えてきました。 少しでも状況をよくすることができないかと、 私も「みどりのドクターズ」という活動に、 微力ながら参加しています。 こんなサイトもあります。

        • うちに帰ろう うちで過ごそう

          ~その人らしい生活を支える医療の実践~  医学生時代の研修で垣間見た在宅緩和ケアに強い衝撃と感銘を受けたのが2009年。10余年の月日を経て2021年3月、医師として最初に抱いたこころざしの原点に返ってきました。  病院の医療こそが全てと信じて疑っていなかった自分が、在宅医療の現場を目の当たりにした時、何よりも驚いたのは、病院での治療を断念して自宅に戻った患者さんが、在宅緩和ケアチームのサポートを受けながら、ご自宅でごく普通に、病院よりもずっと穏やかに、時にはとても楽しそ

        あけましておめでとうございます

          ラジオに出演しました

          例え病魔がカラダを蝕もうとも、それはあくまでその人に起きたことのほんの1つに過ぎなくて、その人のすべてではありません。カラダがどんな状態になろうとも、住み慣れた家で大切な人たちと、最期の一息のその瞬間までその人らしく、幸せに心穏やかに生き抜くお手伝いをさせて頂きます。そして遺される人たちが、人生の次の1歩を前向きに踏み出せるようサポートさせて頂きます。主役はご本人、助演はご家族。私たちはあくまで黒子。いつもそばにかげのように寄り添う黒子です。この想いが、在宅医療を必要としてい

          はじめまして

          こんにちは! noteにはじめて投稿します。 札幌で在宅医療に携わっている41歳の医師です。 日々の仕事の中で考えていることや 将来に思い描いている夢、 時にはプライベートなことも、 思いつくままに書いてみようと思います。 あまり気張らずゆっくりほのぼのやっていきます。 これからどうぞよろしくお願いします。