見出し画像

[観戦記]21-22PL第3節シティvsアーセナル

今回もマンチェスター・シティの追っかけを継続していきます。

分析をする上でオススメなのは同じチームを1シーズン追いかけることだとどっかで聞いたので決心しました。

まずシティですが試合前から話題の尽きない1週間でした。笑


・ケイン残留宣言

・クリロナく来る来る詐欺

・メンディー隊長ごメンディーでは済まないことに



シティにとって今回の市場の至上命題であるCFの獲得。かねてから接近していたケインが残留宣言をしたことで、まさかのロナウドに触手を伸ばします。

ペップに魔改造されたロナウドにワクワクしないこともなかったですが、シティが36歳に本当に入札をするのか些か疑問でした。

そして獲得目前まで来たところで、お隣さんの赤い方のマンチェスターに加入が決まるという急転直下の展開。笑

全て敏腕代理人メンデスの筋書きではないかとネットは大盛りあがり。

メンディーはノーコメントで。笑



1.アーセナルの守備

本題のゲームですが、シティは前節と全く同じスタメンです。絶好調シルバさんと、WGで開花しつつあるジェズスも名を連ねる4−1−2−3です。



そして開幕から無得点、連敗と早くもアルテタ監督の進退が怪しくなってきたアーセナルは5−4−1でシティのビルドアップをガッツリ前からハメに行きます。

シティのビルドアップは今季開幕から継続している、SBを絞らせる2−3ー2−3です。

対してアーセナルはRSMのサカが前に出て、CFのオーバメヤンとシティの両CBにプレッシャーをかけ、ウーデゴールがアンカーのロドリを監視することで、前線からシティのビルドアップをはめにかかります。

RWBのセドリックはグリーリッシュとカンセロを、LSMのスミスロウはシルバとウォーカーをぼかし気味で監視していました。

ジャカに関しては主にギュンドアンをマークしながら、スライドしたときはチャンバースに受け渡す形。


2.シティのビルドアップ〜シルバがアーセナルを攻略


開幕からの2試合は相手が引いてきたのであまり目立ちませんでしたが、今回はCBとアンカーをアーセナルがはめに来たので、GKのエデルソンが積極的にビルドアップに参加します。

シティでは見慣れた光景ですし、現代サッカーにおいては普通のことかもしれませんが、やはりキックの精度・種類、遠くの選択肢を見つける判断力がレベちです。笑

地元の我らが徳島ヴォルティスは6ポイントゲームをこの失点で落としているのです!






GKって大事です。話を戻します。


前節のレビューでもシルバさんを絶賛した僕ですが、この試合でも10分とかからず、さっそくアーセナルの守備の盲点を突きます。


シルバがロドリの脇まで下りてくる動きで、LSMのスミスロウを混乱させます。

結果的にシルバにスミスロウがついていったことで、大外のウォーカーが徐々にフリーに。


またCFのトーレスが下りてきたことで、ジャカにとってもギュンドアンの監視と相まってパンク状態。結果的にジャカは両足蟹挟み足裏タックルの合せ技で一発退場。笑

シルバはエデルソンからボールを受け、スミスロウ、オーバメヤン、ウーデゴールの近くをドリブルでウロウロしたり、そこから再度抜け出していく動きで、アーセナルの守備を乱しました。

先制点はまさにその形で、ロドリの脇まで下りてきてエデルソンからパスを受けると、一端CBのディアスへ。

ディアスはウォーカーからのリターンを、下りてきた逆サイドのIHギュンドアンへダイアゴナルパス。そこにジャカがスライドしたことで空いた中央のスペースへシルバが抜け出します。このときスミスロウはシルバについて行けずフリーに。

すかさず大外のジェズスの裏へ。このパスはミスキック気味でしたが、ウォーカーがボールを受けるたびにチェックに行っていたLWBのティアニーは後追いになりました。

ジェズスから完璧なクロスが上がると最後はギュンドアンのヘディングシュート。

シルバさん移籍しないでください。笑


初めて作ったアニメーション。下手くそでごめんなさい。約数名固まってる選手がいます。笑


3.退場後も足並み揃わず。


この先制点の直後にフリーキックの流れから連続失点したアーセナル。

おまけに前述したようにジャカの一発退場で前半からサポーターが家路につく始末。10人になって余計にプレッシングが穴だらけになったアーセナルは前半のうちに3失点目も喰らいます。

数的不利になった上に足並みの揃わないアーセナルは、DFラインとの間に広大なスペースを与えてしまいます。

退場前と同じような形ではめにいったことで、

エデルソンから下りてきたCFトーレスに簡単に縦パスが入ると、上の画像のような地獄絵図でした。笑

そこから左サイドに展開、グリーリッシュにドリブル突破を許すと最後は逆サイドからニヤサイドまで侵入してきたジェズスに決められました。

ジャカ退場前から、カンセロが中に絞る動きにRWBのセドリックが食いつくことで、グリーリッシュはかなりフリーになっていました。

結果的に後半も失点を重ね5−0でシティ圧勝。


この試合もなんと言ってもシルバの相手の守備を意識したポジショニング。抜群でした。彼の下りる動きに対応できなかったアーセナルは最後まで手も足も出なかった印象。

自分がフリーになる動き、味方をフリーにする動き、そしてボールを持ったときも上手い。

もうさすがに移籍はないでしょう。笑

シティで輝くシルバさんがずっと見れますように。


あくまでも個人の意見です!では!


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?