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2024/8/7 J1 第25節 東京ヴェルディvsサンフレッチェ広島 広島の新たなキーマン

昨日行われたこの試合。
まずはスタメン。


ヴェルディは7/28 ブライトン戦と変わらないメンバー。
主将である森田はベンチからのスタート。
これが現時点でのベストメンバーか。
広島は新加入のトルガイ・アルスランがスタメン。
ブンデスリーガでも実績のあるこの選手がどこまで活躍できるのか見物。

試合内容

前半はヴェルディもシュートまで持っていけるシーンはあるものの、試合としては広島ペースか。
前からの守備、帰陣も早く、セカンドボールも回収できる。
そしてアルスランはどうみても実力のある選手だというのが分かる。
パス、ドリブルや試合を観ての状況判断力が高く、これだけの実力者がJにやってきたのかと思うと末恐ろしい。

ヴェルディはファイナルサードまで侵入を試みようとするも、広島の守備が固くかいくぐれない状況が続く。
特に前半終わりくらいからは完全に広島の時間に。

新加入の松村は守備に追われており、なかなか持ち味であるドリブルを発揮することができない状況が続く。

前半はこのままスコアレスで終了となり、ヴェルディは広島のハイプレス、守備時は圧縮されたディフェンスをどう崩すかというところは課題として残る。

後半も引き続き広島が主導権を握る。
前からのハイプレスとセカンドボールを回収し、攻撃の手を緩めることがない。

そんな中で広島がまず選手交代。
58分、アルスラン →ドウグラス・ヴィエイラ
前半からチームの攻撃のキーマンとして躍動していた中での交代。
まだ日本に来たばかりでコンディションの面ではやや不安があるのか。
正直なこと言うと、下がってくれてよかったというのが正直なところ。

ヴェルディは斎藤功佑、見木を中心に攻撃を組み立てる。
特に斎藤功佑はパスの狙いが素晴らしい。
攻撃のスイッチを入れられる選手として、存在感が大きい。
また見木とバランスを取りながら動いており、この2人のボランチは補完性が高い。
森田がスタメンでないのは、この2人がいいからというのもあるように思える。
しかし、ファイナルサードの局面で広島の守備を打ち崩すことができないのと、精度が低いのが否めず点には繋がらない。

また、松村が後半は徐々に良さが出てきている。
ドリブルでゴール前で侵入するシーンも出てきており、持ち味であるドリブル、推進力が出てきている。
城福さんはWBに攻撃面で素養のある選手を求めているように感じる。
翁長はクロスやキックという武器があり、松村はドリブル、松橋は技術が高くパスやドリブルで行ける。

今日はなかなか交代をしないなと思っていた中で、
ヴェルディは失点を与えてしまう。
相手のコーナーキックのこぼれ球を佐々木翔に詰められ失点。

そして、ヴェルディはもともと予定していた交代のカードを切る。
山見 → 剛綺
見木 → 森田

更にヴェルディは畳みかけるように82分、
松村 → 松橋
翁長 → 新井
と両WBを交代。

更に、87分には、
斎藤 → 食野と交代。

個人的には残念だったシーンはロスタイム付近だったと思うが、
剛綺のエリア内のシュートが枠外へ飛んで行ってしまったシーン。
決めようと力が入ってしまったのか、相手をかわしたところまではよかったが、最後のシュートが。。
こういうのを決められるようにならないとレギュラーとして出続けるのはなかなか難しいか。

そして試合はこのまま終了。
ヴェルディは敗戦となる。
広島は変わらず攻守に隙がないなという印象で、
更にここにベルギーから帰還した川辺が入ってくるのかと思うと、
後半戦を脅かす存在になるのではないだろうか。
アルスランは司令塔としてチームの攻撃のリズムを作る選手になるだろう。

試合のハイライトはこちら

その他雑感

筆者は私用で現地観戦することは叶わなかったが、
この試合は雷雨の影響で前半20分から1時間半ほどの中断を挟み、
20時50分に再開して、試合終了は22時半。
平日水曜日にこの時間に終わるとなると、翌日の仕事のことや学校のこと、また、終電を逃して帰れないというような事態も発生していたようで、
この状況の中で試合を続けるという審判団の判断にはやや疑問が残る。

とてつもない雷雨で、安全面やピッチコンディションなども鑑みても、再試合という形でもよかったのではと思う。

22時半に試合が終わったとしたら、電車乗るのが23時とかになって、
近しい人なら良いけど、それこそ広島サポーターとかはどうしたんだろう。。
さすがにナイターだからどこかしら宿は抑えてるか。。
車で来ているというような人もいるだろうし、帰るのも大変だよな。。

ヴェルディは次節、8/11(日)名古屋戦。
前回対戦時は1-0で翁長のループシュートで勝利を収めている。
そして絶賛調子の悪い相手ではあるものの、ユンカーも復帰してきてたりするので、気が抜けない相手だ。
(そもそもJ1はどこも楽に勝てると思える相手が本当にない。。)

筆者も妻が愛知出身で一緒に名古屋に帰省するため、現地観戦の予定だ。
人生初の豊田スタジアム。
非常に楽しみである。
恐らく帰省後の13日にブログをアップロードの予定。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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