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LayerXインターン⇨新卒の私が感じた若手が活躍するために必要な5つのこと

初めまして。
LayerXのインサイドセールスチームで働いている羽倉光一と言います。
満面の笑みで恥ずかしいですが、以前取材いただいた記事のリンクも自己紹介として載せさせていただきます。

最近は昼はLayerXで働いて、夜はオンデマンドで大学の授業を受けて課題をするという日々を送っております。卒業までも時間がなくなって来ており絶賛卒業論文を書いている最中という状況です。 
 W杯も始まり、仕事に大学、W杯観戦と忙しい?日々を送っています。大学の大先輩である(一度も一緒にプレーしたことはないので)日本を代表するドリブラーの三笘選手が活躍している姿を見て絶賛心が燃えています。
 今回ですがLayerX Advent Calenderの12月1日目ということで、まだまだ今まで社会人歴が浅い私ですが、これまでの会社やLayerXで経験したことをもとに「若手が活躍するために必要なこと」というテーマでNoteを書いていこうかと思います。
 ちょうどLayerXに入社してから9月で1年が経ったタイミングで自分にとってもこれからも忘れないようにするための機会にしたいと思っています。

1.目の前のことに100%を出すこと(まずは行動して数字を出すこと)

自分自身の失敗

これは当たり前のことですが、入社や部署配属などによって環境が変わることで、目の前のことに集中できずに色々なことが気になってしまう人が多いのではないかと思います。私自身もそのような時期がありました。
 入社してすぐのころは、自分よりすごい人たちがいる環境で「バリューを出すためにとにかく行動をしよう」と意気込んで働いていました。自分よりも業務や会社を理解している人が先にいる中で、いち早くサービスや業務を理解してまずは実績(数字)を出すことに振り切っていて、ある意味頭がクリアな状態だったと思います。しかしその後、業務やサービスの理解がある程度進み、今まで自分がやってきたことを続けるだけでは数字が出せなくなる、またチームメンバーが増えて環境が変化していくことで悩むようになりました。「このままで自分は成長できるのか、もっといい環境があるのではないか?」、「今やらなければならない業務で精一杯だから仕方ない」といった雑念が増え、集中しきれていない感覚を持っていました。

目の前にあることに向き合うこと

大学のサッカー部や2社でのインターンでの経験から、目の前のことに100%で取り組んで夢中になり、成果を出すためにあらゆる手を尽くしているときは時間があっという間に過ぎると感じていました。成長していると感じるのは成長している今その瞬間ではなく、夢中になって時間が過ぎたあとに振り返って、「ここまで来ていたんだ。」と感じる瞬間にあると思っています。
 また、そのような状態を作るために大切なのは、やる気を出せる・モチベーションの上げ方を考えるということではないと思います。まずは自分の目の前にあることとしっかり向き合い、目を背けないことが大切です。「何を達成しようとしているのか、またそのためにやっていることは何で、まだやっていないことは何か」をひたすらに考え続けることでしか、自分も環境も変えられないと思っています。この状態が実現できると、周りの環境や人に左右されることもなくなり、成果を出しやすくなるのだと実感しました。

2.定性、定量の両面で考えること

定性感覚だけに頼ること

これはLayerXに入社してから感じたことです。入社して時間が経っていない新卒の方や若手の方は、目の前で起きている事象を「点」で捉えて、自分の想像で感覚的に考えてアクションを考えてしまうのではないでしょうか。自分も1社目でインターンをしていた時にはその状態になっており、汎用的に使える施策やアイデアにはなっていなかったと思っています。
 LayerXには「Fact Base」という行動指針があります。自分が業務の中で感じた定性感覚を共有するとマネジャーやチームのメンバーから、「それは数字でみるとどうなっているだろう?」、「他のお客様や事象ではどうなんだろう?」とFBを受けることが多く、定性で得た感覚を数字(Fact)に置き直してみるという習慣がつきました。

定性、定量を行き来する

インサイドセールスが司令塔|定量定性の両データを扱う強みを活かした不確実性の排除

定性感覚だけではなく、定量で見ることには目の前の物事を正確に捉えられるだけではなく、マネージャーやチームのメンバーを動かす/気づきを与える説得材料にもなります。入社して間もない社員がこんなことを言ってもいいのだろうか?言っても理解してもらえないのではないか?と思うこともあると思います。(LayerXでは意見やアイデアを尊重してくれる文化はもちろんありますが)
数字を使って状況を正しくチームメンバーに伝えることでより納得感のある施策になり、検証のスピードも明らかに変わります。また逆に定量データではわからないことは実際の定性感覚を持って検証する。さらに定量データを基に発見した違和感や変化などを定量感覚を持って検証することも大切です。LayerXではBiz Opsチームを含め、MAやSFAに正しくデータを溜めて分析できる形に整えられていること(またそのようなことが習慣づけられている)でよりスムーズに行うことができます。
また例えば、あるセグメントのお客様に電話した際の反応を選択肢としてデータ化するなど定性感覚を定量データに置き換えるなどの活動も重要になってきます。
このように定性、定量どちらかに寄ってしまうのではなく、定性と定量を行き来するような思考を持つことが大切です。

3.マネージャー/経営者目線で考えること

自分だけにベクトルが向いている状態

会社に入って間もない時は、誰しも自分がどうすれば成長できて、何がしたいのか、もっと結果を出すにはと思い意気込んでいると思います(私もそうでした)。動機は起業するために力をつけたい、会社で昇進して金銭面でのインセンティブを得たい、周りに尊敬されるようになりたいなど究極はなんでもいいと思っています。しかしながら、目標設定や目的のベクトルが自分に向き過ぎていることは危険な状態だと思います。どのメンバーも最終的な目的は事業を伸ばすことであり、それから外れ過ぎた行動や思考は自分の成長をかえって止めてしまうことになります。また組織にもいい影響を与えるとはいえないと思います。

全体としての成果最大化

マネージャー目線/経営者目線で考えると、一人の個人だけがパフォーマンスを大きく発揮できるかどうかことは極端にいうと関係ないと思います。組織全体で成果を最大化することを考えて、その中で自分の成長を事業や会社の成長に結びつけていくことが重要なことだと思います。自分が100%の力を発揮して、組織として70%の力しか発揮できていない状態よりも、全体として100%の力を発揮できるような選択をしていくべきだということです。
 また組織全体の話だけではなく、一つ一つの意思決定に関してもマネージャーや経営陣ならどう考えるかというふうに考えることが大切だと考えます。自分の範囲だけで物事を判断するのではなく、全体(マネージャー/経営者)としてどれが最適な選択なのかを考えることで、選択/思考の幅や深さが全く違うものになっていきます。さらに自分の選択だけではなく、マネージャーや経営陣が意思決定した背景を考えることで、自分の選択の思考法にも落とし込むことができると考えます。LayerXでは週次定例や会議の中で、経営陣やマネージャーが必ず意思決定や選択の背景を共有する文化があります。そのような場を活用して、自分の他の意思決定にどう応用できるか、自分であればどういう選択をしたかを考えるようにしています。

4.自分の意思をもって発信すること

自分自身の失敗

入社して間もないころ、業務やサービス/会社に対しての理解がまだまだだと感じていたことから、細かな選択に関してもマネージャーやチームのメンバーに都度伺いを立てるような状態になっていました。また相談の方法も、目の前で起きている事象に対して「どうしたらいいですか?」と聞くということに終始してしまっていました。そのような状態では、ある意味お客様とマネージャー、自分の部署と他の部署との伝書鳩のようになっており、自分の存在意義はないのではないかと考えるようになりました。

意志を持った発信が次につながる

人に何かを発信するとき、相談するとき、ま施策を推進する時には自分が考えて意思決定すること、またそれを背景含めてしっかりと発信することが大切だと考えます。その結果、発信した意思に対して率直なFBが返ってきて、次回以降の意思決定において、前回の経験を活かして判断ができるようになると思います。
 また会社に入って間もないからこそ、会社やチームのルールに慣れていないからこそ、組織にとって当たり前となっていたこと、本当は改善すべきポイントに気づくことができると思います。
 LayerXでは年齢関係なく気づいたことや気になったことを受け入れている文化があるからこそ自分も意識して取り組めてきていると思います。

5.行動指針に立ちかえること

私たちについて

大学を卒業して会社として新しい組織に入る、転職をして新しい環境に移る中で今までの自分の経験や価値基準では判断が難しい場面や自分が組織の中でどういう行動をすればいいのかわからなくなる時があると思います。また事業数字への強すぎる意識や自分の成長に対する過剰な意識は、時には社会の価値観や他人の価値観に合わないような極端な意思決定や判断を生み出してしまう危険性があります。自分が焦っている時にこそ、また組織に課題感がある時にこそ行動指針に立ちかえることが大切だと考えます。
 LayerXには「徳」「Trustfull Team」「Bet Technology」「Fact Base」「Be Animal」という行動指針がありますが、各場面でそれを基準に判断や意思決定をしています。特に私は「徳」という行動指針を大切にしています。自分の成長に焦りを感じているときや事業数字の達成に焦りを感じている時こそそれは本当にお客様のためになっているのか/社会のためになっているのかということを意識するようにしています。行動指針を体現することが、中長期的な会社の事業成長に貢献し、組織にとって必要なメンバーになっていくことにつながっていくと思います。

最後に

ここまで書いていて気づいたことなのですが、今書いている必要なことは若手に限らないのでは?とも思いました。自分のような若手や新卒が陥りやすい失敗や現象にフォーカスして例を挙げてきましたが、根本的な考え方は自分の中では少なくとも変わっていかないのかなと思っています。
文中でも少し触れていますが、LayerXはここで書いてきたポイントを自然に意識させてくれる環境だと思っています。(それも行動指針やLayerXの持っている文化が影響しているのですが)
 実際に自分がやっている業務の内容や今までしてきたことには今回のnoteでは触れられなかったので、次の機会でぜひお伝えできればと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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