半沢直樹さん ついに小説タイトルへ昇進

倍返しだ!!!!!!!!!!!!
のセリフで一躍有名になったドラマの主人公、半沢直樹さん。

こちらのドラマは池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバルブ組」という2つ小説を元に描かれたということは非常に有名かと思います。

ドラマ自体は2013年の夏に放映されましたが、原作が初めて出版されたのは、2004年の冬。　
つまり結構昔の小説なのです。
そんな昔の小説がドラマ化されると、平均視聴率が約30％になるんだから恐ろしい。

銀行という圧倒的男社会を舞台にしており、固い内容で、大して視聴率も取れなさそうという前評判の中でこの数字は、ただただ凄いと思います。

私が事前に知っていた俳優さんは、主演の堺雅人さんや、奥さん役の上戸彩さん、北大路欣也さん、香川照之さん程度でしょうか。

その他の俳優さんは顔は見たことあるなぁとか全然知らないってレベルでして、滝藤賢一さんはこの番組をきっかけに様々なドラマや映画で拝見するようになりました。

それだけ出演された全ての方の演技力が素晴らしかったのだと思います。
明らかに名前だけで出演した結果、番組のクオリティを下げてる時って結構ありますし、全然面白くないですし。

つくづく仕事とは顔ではなく、技術なんだなと感じさせてくれました。

前振りが長くなりました。
その半沢直樹の次回作がなんと2020年4月に放送されるそうです。

「半沢直樹」続編が2020年4月に放送決定、出向先でも“倍返し”なるか

もちろん私はドラマの続きが気になり過ぎて、原作でその後を読破したので、内容やオチについては理解しています。

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

銀翼のイカロス (文春文庫)

その続編ドラマに先駆けて、なんと原作の文庫版が、タイトルをついに
「半沢直樹」に代えて、2019年11月14日に出版されました。

半沢直樹　１　オレたちバブル入行組 (講談社文庫)

半沢直樹　２　オレたち花のバブル組 (講談社文庫)

半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)

半沢直樹 4 銀翼のイカロス (講談社文庫)

見事な商売魂と言いますか、本の売り方と言いますか、
再ドラマ化によって、改めて本が刷られるのはよくあることかと思いますが、まさか新しくタイトルを変えて出版するなんてw

池井戸さんの小説の特徴は勧善懲悪がはっきりしているところです。
なので非常に構成が分かりやすい。アンパンマンのようです。
ドラマが面白かった！という方は是非原作もお読みいただけたらなぁと思います。

以上です。