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好きなことを見つけるために自分が行った3つのこと

「好きなことが見つからない」「将来何をしたいか決めていない」高校生までの自分はそう考えていました。小学生・中学生の頃は「サッカー選手になりたい」と言っていましたが、それが叶わなかった後を当時の自分は考えていませんでした。おそらく、こんな感じで自分と同じように考えている人も多いのではないかと疑問を持ち、やりたいことが見つからないまま大学生になった後、大学に入ってから現時点で「興味のある分野」「将来関わりたいこと」を見つけるまでに実際に行った3つのことを記録として残しておこうと思います。また、今後興味のある分野はどんどん変化していくと思いますが、自分はそれでよいと思っています。今、約20年近く生きていますが、残りの60年近くを現時点で興味のある分野だけで終えてしまうのはとても勿体ないと考えているからです。それではよろしくお願いします。



1. 色んな人の話が聞ける場所に行く

まず、他の人は将来についてどのように考えているのだろうと思いました。そこで、自分は大学のインカレサークルに入って、様々な大学の方たちが来るイベントに参加したら面白い話が聞けるのではないかと考えました。実際に行ってみると、多くの人の普段考えていることや話し方、将来やりたいことなどを聞いていくうちに「自分はこの考え方好きだな」「そういう考え方もあるのか」と自分には持っていない考え方に触れる機会も多く、自分の枠組みを形成するのにとても役に立ちました。人の話を沢山聞き、自分に取り込める部分は取り込んでいくと、だんだんと自分がどういう考えを持っている人間なのか、また、何に興味を持っているのかを知ることができます。人の話を聞く中で意識した点は、相手が言ったことに対してそのキーワードに触れつつベクトルを変えて質問することです。例えば、相手が「○○な考え方好きなんだよね」と言ったとしたら、「その○○な考え方っていつ頃からするようになりました?」といった感じです。相手の言葉を使うときちんと聞いている印象を持たれますし、ベクトルを変えることで深く聞くこともできます。結論として、やることが定まらずあまり自分の人生に対してやりがいを感じることができていない人は、多くの人の意見が聞ける場所に飛び込むのがまずは良いかなと個人的には思います。


2. 本を読む

これが1番大事だと思っています。どういった本を読むかも勿論大事だとは思いますが、自分は本を読むことを通して自分の考え・意見をもつ習慣をつけることの方が大事だと思っています。例えば、「ここの箇所はこう言っているけど、実際はこうじゃないかな」「この考えは自分のこういった場面で活かせそうだな」といった感じです。自分は大学生になるまで本を読む習慣がなければ、あまり読書も好きではありませんでした。小学校・中学校の朝の読書タイムは何もせず、友達と話していることが多かったです。ですが、大学1年生の夏ごろ、「このまま社会人になってもいいのか」という不安感から何かしようと考えた結果、色んな本を読んでみようと思い、大学の図書館で本を借り始めたのがきっかけでした。その際に1つ気を付けたことは、本に書いてあることを実践すること、もしくは感想を書くことでした。たまに、沢山読むための速読術や大事な部分以外を読み飛ばす方法が挙げられていますが、個人的にはあまり好きではありません。勿論、速く読めるに越したことはありませんし、自分には不必要な箇所だと思ったら読み飛ばすことも良いとは思います。ですが、それが最優先事項になってしまうと、本を読む行為に目的が置かれてしまい、何のために本を読んでいるのかと自分は考えています。年間数百冊読んでも自慢にはなりません。大事なのは数ではないからです。なので、ゆっくりでも良いので1冊読んだら、きちんとアウトプットできるような場を設けています。それはtwitter、note、紙何でも良いと思います。とにかく自分の意見を持ち、それを書き留めて置く場所を設けて定期的に振り返ることが読書を通して1番重要なことだと思います。


3. 少しでも気になったことには手をつける

最後に、自分は少しでも興味を持ったものには手を付けてみました。正直、ここは意見が分かれる部分かもしれません。よく、あれもこれも手を出して器用貧乏になっても仕方ないといった意見も耳にします。確かに正論だとは思いますが、自分のやりたいことが決まっていない状態であれば気になるものにはトライする時間を設けても良いと思います。自分は元々、語学系の大学に進学して留学を経験してみたいと高校生の頃は考えていました。ですが、試験であまり良いスコアをとることができず、家庭的にも私学や浪人は厳しかったので、現状のスコアで行くことができそうな大学を探した結果、最初とは全く異なる、地方の国立大学の情報系統に進学することになりました。自分は食わず嫌いな性格ではなかったので、少しでも気になれば試してみたくなります。留学は語学系の学部でなくともできますし、正直なところ学部の色にとらわれず、自分の気になったことに取り組んでいけば良いと考えています。大学2年生になってからは、せっかく情報系に進学したということもあり、サイト制作・動画編集・noteあたりに興味を持ち、毎日マイペースで勉強しています。今はこれらが楽しいと感じていますが、もしかしたら来年あたりにはまた違う分野に興味を持っているかもしれません。でも、それはそれでよい思っています。自分は「何になりたいか」は決めていなくて「何がしたいか」を決めるようにしています。その時、「したいこと」は複数個あっても問題ないと考えています。大事なのは、自分から視野を狭めてはいけないということです。個人的には大学2年生が終わるまでは自分の視野を広げる活動をして3、4年生くらいで興味のある分野を絞っていこうかなと思っています。興味のある分野を探す過程も楽しんでいこうと思っています。


以上が、大学生になるまでやりたいことが見つからなかった自分が興味のある分野を見つけるまでに実際におこなった3つのことでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。これからものんびりと書いていくのでよろしくお願いします。


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