友だち100人できるかな、という風習
娘が一年生になるとき。
入学前夜に「ともだちひゃくにんできるかな」とメモにかいていた。
多分日本人の大多数にかけられた呪いだと思う。
友だちは100人いてもいなくても、1年生として学校に行けるだけで素晴らしい。
というかそもそも生きているだけで尊いこと。
成長するに従っていろんな言霊からの呪いを受けるでしょうが、こういうへんな風習は当たり前の顔をして日常に潜んでいることを、どんなふうに教えていったらいいか‥
メモを見て切ない気持ちになり、わたしはわたしの友だちの話を少しだけ話すことに。
経験したことだけを正直に話すことが少しでも呪いを解く術になりますように‥という願いをこめて。
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