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2022年7月7日

これは、わたしが産業カウンセラーとして社内SNSで発信した記事です。

おはようございます😃

中学から大学まで吹奏楽部だったので、生演奏を聴く機会はたくさんありまして。

そして最近も、夫が吹奏楽団&サックス四重奏を演奏している関係で、たくさんコンサートに行っているのですが、

今と昔で聞き方が変わってきたなぁと思うのです。

以前はもう、上から目線というか批評家気取りというか😂

「そこのピッチが合ってないな」
「あのパーカッションの人は上手だな」
「私ならこんな風に作らないなー」
「今の音はよかったな」

とか、頭の中がうるさい状態。頭で聴いていたのだと思います。

でも今は、頭の中はずーっと静かで、ふとした音の美しさに、一瞬涙したり、あー、いい音ーーーーって身体全体でしみじみ聴いている感じがあるのです。

吹奏楽の音の雰囲気は、昔の記憶をどんどん呼び起こしてくるので、青春を改めて感じられたりするのも好きな瞬間。

そのときに、「わたしは、音楽を演奏する、聴くということひとつとっても、味わっていなかったんだなあ、もったいなかったなあ」と思ったのです。

そしてこんなことも。

人生を終える時もこんな風に【もっと味わっておけばよかった】って思わないように、今この瞬間を存分に味わいたいなぁー。

頭ばっかり使うのではなくて、評価ばっかりするのではなくて、今目の前にあるこの時間を、感じて味わっていきたいなぁ、と。

今、仕事がしんどい方も多いと思うのですが、でもその中に「気分が良い」「すっきりした」「ホッとした」という感覚は毎日少しはあると思うのです。

それをしっかり体にしみこませるように、味わっていると、豊かな時間は増えるような気がしています。

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