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不安になるのは学び尽くしてからでいい


僕は図書館が好きです。静かだし、大きな図書館ならもう無限に本がありますからね。丁寧に本が整理されていて、自分の興味関心のある棚を覗いているだけでワクワクする。当然だけど、この世に刊行されている本を全て読むのは不可能でしょう。そのくらい、本って大量にある。それってとっても安心できるなあって思うんです。だって希望が途絶えることはないってことだからね。

僕は一時期メンタルの調子を崩していて、どうしていいかわかんないくらい絶望してたけど、図書館にいったらそういう精神疾患に関する本って大量にあって。当然じぶんの症状に関するものもたくさんあるんです。関連書籍も含めると読みきれないくらいです。自分よりも先にそのことについてたくさん考えた人、たくさん悩んだ人の言葉が大量に落ちている。そんな本棚にならぶ、どれかの1冊に自分を救ってくれる本があるかもしれない。何かヒントをくれる本があるかもしれない。と期待しつつ、もしかしたらそんなことはないかもしれないけれど、でもそれは全部の本を読んでみないとわからない。だから、何かに絶望するのは学び尽くしてからでいいなってなるんですよ、図書館にいくとね。うーんうーんと唸るよりも、とりあえずまだ読んでない本を読もうってなるし、学んで立ち向かうと決めたら安心できるしね。で、さっきもいったけど、本って特定のジャンルに絞ったとしても大量にあるんで、全てを読むなんてことは到底無理なんです。つまりずっと希望がある。そして、興味が湧いた本を色々読んで1つも得るものがないってことは、ほぼほぼ起きないと思うんですよね。

別にそこまで本を神聖なものとして見る必要はないし、あんまり本に期待しすぎると今度は依存しすぎて受け身になり、自分の考えが持ちづらくなるっていうのがあるんですけどね。でもやっぱり学びが開かれているっていうのは希望だなって思うんです。たくさんの勇気をもらえる。だから、何かに絶望するのは学び尽くしてからでいいんじゃないかな。

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