物語を書くということ。

31歳になる年の春、僕は小説を書くことを試みた。

理由は無く、単なる興味だ。

感覚のままに書き進める自分。
物語に登場する人物を想う。

そうか。自由だ。

当たり前の事だが、実際に作品を書くなかで感覚を認知する。

これは。楽しい。

いま僕は世界を構築している。

果てしない喜びを感じる一方
しかしこれは前途多難だ。

僕は今、世界を、構築、している。

部屋に響くタイピング音。


喜びは此処に在る。

自費出版の経費などを考えています。