カテゴライズ〜天上天下唯我独尊
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
昨日、【わけぇもんにはかなわぬ】という記事を書いた。
世界最速だったウサインボルトも大学生と競ってももう勝てない。マラドーナがメッシと一緒にはプレーできない。そう、どんなに優れたスーパースターであっても加齢や老いには抗えないのだ。
そんな超人達の話でなくとも、実際に僕がどう足掻いたところでmt富士ヒルクライムで総合優勝することは100%無理だ(一応、年代では4位です)。
そのためかどうかはわからないが、色んな大会で「カテゴリー」というものが設けられている。以前書いた【いくつになっても】のアワーレコードだってその一つ。年齢など、様々な区分を設けること、つまりカテゴライズする事で多くの人がナンバーワンを得ることができる。
僕が世界最速の蕎麦屋を目指して、と言っていられるのもそれゆえ。蕎麦屋というカテゴリーの中で一番速い(例えば自転車で)とすれば世界一になれる可能性がある、というワケだ。
例えばこれと同様にカテゴライズしてみよう。双子の娘がいるママにしてバーテンダーでマラソンランナー、とか、体重80kg超で理系大学卒のバツ2の書道が特技のダウンヒラー、とか色々と細分化してゆくと、意外や意外！これひょっとしたら自分が世界一かも！、ということがありえてくる。
そして、ふとそれを立ち止まって俯瞰してみると、きっと君は気がつくはずだ。ナンバーワンを目指していたつもりが、オンリーワンになっていることに。
おそらく、お釈迦様が天上天下唯我独尊と言ったのはこういうことなんだと思っている。この世にたった一人のかけがいのないあなたは、世界一の存在なんですよ、と。
さあ、ガンバラナシませう。
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