君たちはどう生きるか
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
2024年が始まった矢先の能登地方の地震。それらをはじめ、不穏な空気感の年明けとなった。マスメディアの中でも特にNHKは国営放送なので、指針を示す役割を持っていると思う。それがあの元日の電波ジャックだとするならば、対する僕の答えは明確で、
『光を届けたいので、屈しない』。
ネガティブな煽動に流されてはいけない。もちろん被災された方々へのお悔やみの気持ちは忘れない。しかし災害や事故があろうとも、浮世はもっと明るく楽しいことの方が多い。対処法は簡単で、テレビ(特にニュース)を消して自分が楽しい事に没頭して過ごせば良い。
さて、そんなふうに腹を立てていると思う壺なので、波動を下げないよう切り替えて楽しく過ごす方法を探す。残念ながらそんな元日は見たかった小田和正の特集が流れてしまい、思い出して録画を観た。それが表題【君たちはどう生きるか】のメイキング映像。《プロフェッショナル〜仕事の流儀》が5年間追い続けた宮崎駿監督の物語だった。
まるでドキュメンタリー映画の様な編集は、作り手達の情熱とメッセージを感じさせる素晴らしいもので(これも同じNHKなんだよな、僕はこれを良心の呵責とする)、思わず2023年の夏に観た公開作品が浮かんだ。
《君たちはどう生きるか》は、2018年に漫画版にて大ブームとなった吉野源三郎原作のコペルくんとは全く関係はなく、宮崎駿監督の原作・脚本で自身の半生を振り返る自伝的なモノ。引退撤回と10年ぶりの長編にも関わらず、ほとんどアナウンスされずに上映。さらに難解さも手伝ってジブリ作品的な娯楽性を求めた観覧者には不評だったようだ。しかし、言おう。絶対に観るべき不朽の名作!そして心の中で蠢いた《何か》を感じ取るのに打って付けだ!。
昨年は僕自身がスピリチュアル元年とも言っていい程、不可思議な事を沢山見て聞いて体験した。だから尚のこと、あのファンタジーが作者の空想を超えて、普遍的な人類の在り方・生き方にも思えた。宮崎監督の言葉を借りて『開けてはいけない脳みそのフタを開けて』感じ取ったならば、《どう生きるか》も自ずと降ってこようものだ。
混迷の時代とは新しい世を作るための過渡期。過去に積み上げた石の積み木はもう古びていて、それらが破壊される時期が近づいている。古き良きものは、姿を変えて新しく生まれ変わるのだろう。それは滅多に出会う事が出来ない奇跡の時代を生きている僕らに与えられたロマン。さて何をする?いつ動く?。まさにこの映画のタイトルの通りだ。
【君たちはどう生きるか】
さぁ、ガンバラナシませう。
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