車輪のツールを使って、価値基準をチームでふりかえる
書籍『システム・インスパイアード・リーダーシップ』に書かれていた車輪のツールを使ってチームのふりかえりをしてみた。
直感では有効そうに思えたのだが、チームでは初めて使うツールなのでうまくいくか心配だった。しかし、それは杞憂で「今までのふりかえりで一番よかった」「ふだんは気づかない課題が表面化された」という嬉しいフィードバックをもらえた。
下図を見てわかるように、ツールはとてもシンプル。
そのチームや組織が大切にしている(大切にしなければならない)価値感やビジョンといったものを輪にし、これをもとに対話をしていく。
対面だと、床にテープを貼って車輪とするのだが、オンラインだったのでホワイトボード上に作った。今回は、スクラムチーム(アジャイルソフトウェア開発をしているチーム)のふりかえりだったので、スクラムの価値基準をそれぞれの楔とした。
今回、ふりかえりは下記手順で進行した。
シンプル、かつ効果的(ひとまず、今回は)。どんなシーンでも使えそうなツールだと感じた。
良い点や悪い点を洗い出すふりかえりもいいが、チームで認識を合わせるようなふりかえりも、とてもいい。
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