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オーバードーズ

無理だ、無理。こんな日々。
私はトラウマを持っている。別居中の戸籍上の夫と、とあるもう一人の男に。
この男たちが夢に出てくる。形を変えて、いろんなストーリーで。
気が休まることがない。汗をかいて夜中に一度は目が覚める。日中は漠然とした恐怖感がつきまとう。気を紛らわすためにお菓子を口にしてしまい、体重がかなり増えてしまった。
これ以上、食べ物に頼ると更に健康を害してしまう。ストレスコーピングをしなければ。

無理無理。いまは緊急事態だ。アロマテラピーをして間に合う話ではない。

私は余っていた睡眠薬を6、7錠飲んだ。いまいち効かないので鎮静の強い頓服も何錠か飲んだ。
夜が怖い、いや、起きてる時間が怖い。
こんなに過剰服薬したのは10年ぶりくらいかもしれない。
私は色々な理由があって、いつの頃からか冷静さを失うのが苦手になってしまい、家で飲酒はあまりしない。一ヶ月に一度あるかないか。酒は好きだが、外で飲むことが多い。緊張感を保てるからだ。ODも理性が飛ぶのであまりしたくない。
私は自分を見失うことを、かなり恐れるタイプの人間だ。
でも、PTSDは自分が欠損するような感覚に見舞われる。私が一番恐れていることが、毎日我が身に降りかかっている。
もうODするしか方法がなかった。
本当は毎日沢山飲みたいが、いずれ耐性ができるし、薬も無くなってしまう。
いっときの、ご褒美にしなくてはいけない。 

いつか語る日が来るかもしれないが、私は医原生のトラウマを負ってしまっているため、カウンセリングが受けられない。
PTSD治療は投薬より、カウンセリングが有効だと思うが、無理だ。もう諦めている。

私は年内は頑張って生きると思う。来年はわからない。再来年はもう死んでいたい。
このnoteが遺書になればいい。




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