デリケートゾーンのお悩み&ケアの注意点
女性の皆さん、デリケートゾーンのお悩みは何かありますか?
全国20代~50代のおとな女性400人に、「デリケートゾーンのトラブルや悩みはありますか?」と質問したところ、約2人に1人がデリケートゾーンに悩みやトラブルが「ある」という結果だったようです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000018064.html
実際には44%の方がトラブルや悩みがあるようですが、実際はもっといるような気がしています。
普段お客に悩みを聞くと、結構な人数の方が「何もない」と答えるのですが、「かゆみはありませんか?」「生理痛はありませんか?」と質問すると、皆さんあるんですよね~。
おそらく「あたりまえ」になっていて「悩み」じゃないのでしょう。
もちろん「悩むほどではない」状態なのかもしれません。
でも、全くトラブルが無い!状態が本当に快適だと知ってほしいと思っています。
そして、同じアンケートによると、「どのようなトラブルや悩みですか?」と質問したところ、
第1位:ニオイ
第2位:かゆみ
第3位:黒ずみ
という結果だったようです。
このような結果から、引用元URLに載っているこちらの会社は、ジェル状の保湿液を販売し、デリケートな肌に「うるおい」「引き締め」「香り」を与えるということを売りにしています。
韓国ではデリケートゾーンのニオイは香水で隠す、という記事を見たことがあります…。(おそろしい…)
上記のアンケート結果は、デリケートゾーンの悩みとしては納得の内容ですよね。
以前noteでデリケートゾーン専用ソープについて書きましたが、こういった商品も同じように少し注意が必要だと思っています。
「膣粘膜刺激性試験を実施し膣内への刺激がないことを確認済みです」との記載もありますが、皮膚刺激試験はマウスなどで動物実験を行い、その数値をヒトに置き換えているだけです。
感受性は個人差があるので、皮膚が弱い方は少し注意が必要になります。
デリケートゾーンの経皮吸収率は腕の42倍ですからね。
自社商品の宣伝になりますが、第2位のかゆみは布ナプキンでほとんど解決します。
第1位のニオイですが、生理特有のニオイは全くなくなります。
あの生理特有のニオイは使い捨てナプキンの化学繊維と経血が化学反応を起こしているニオイです。
第3位の黒ずみも「薄くなった」「改善した」というお声をいただいています。
化学繊維による「すれ」が無くなることで、黒ずみがだんだんと薄くなっていくのでしょう。
こちらもご参照ください↓
また、第1位のニオイに関しては、固形石鹸を泡立てて、たっぷりの泡で洗うだけでかなり違うと思います。
化学物質だっぷりの洗浄剤を使用し続けると余計にニオイが発生します。
また、「食べるもの」を気を付けて腸内環境を整えてください。
ニオイが変化すると思います。
結局、身体は食べているものからできているのですから!!
徹底的に気を付けると逆にストレスになるので、その必要はなく、「ハレとケ」を意識するのが良いと思っています。
*「ハレとケ」:ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。
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