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観光とは?

こんにちは、そーめんです。
今日は、「観光とは何なのか」ということを話していこうと思います。

今現在、日本の新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にある。以前までは、コロナショックによって多くの国民が感染し、人流が制限されていた。その結果、様々な業界が大きな経済的ダメージを受けていた。その1つが、観光業界です。観光業界で働く典型的な例として、旅行代理店・ホテル・航空・鉄道が挙げられる。では、日本は現在まで観光に対してどのような取り組みを行ってきたのか。

日本は、2003年に「観光立国」を宣言し、2007年に観光立国推進基本法を制定、さらに2008年に観光庁も設立している。また、地域活性化を目指し、数多くの地方自治体によって様々な取り組みが行われている。スケールでは、世界規模や国、地方自治体、農村部、都市部など様々だ。では、そもそも「観光」という言葉はどこから始まったのか。

それは、中国の古典「易経」にある「観國之光、利用賓于王」を言語にしたものと言われ、「國の光の観るは、もって王に賓たるによろし」という意味である。つまり、観光とは「国の光を観ること」と捉えることができる。日本の幕末・明治初期には観光は「国威を示す」という意味で用いられてきた。では、今現在の観光とは何なんだろうか。またどのようにして捉えられているのか。

UNWTO(世界観光機関)では、観光を『余暇・ビジネス・その他類似の目的を持って、自宅など定住的場所を離れて旅行し、訪問先の滞在期間を含め旅行期間が1年未満のものをいう。ただし、訪問国で報酬の稼得を目的とするものは除く』と定義されている。
日本の観光統計では、観光を「余暇・ビジネス・その他の目的のため、日常生活圏を離れ、継続して1年を超えない期間の旅行をし、または滞在する人々の諸活動」と定義し、「観光入込客とは、訪問地での滞在が報酬を得ることを目的としない者」とされている。
しかし、これらの定義に対して範囲が広すぎ、違和感があるという声が挙がっている。また、余暇目的とそうでないものとを区別することは困難であるとも言える。このように、現在の観光をうまく捉えることができない状態が続いている。

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