引退後、以前のような旅行ができるか?したいか?(3)旅行してなければ会えないはずの人と会うことで広がる視野
無期限の旅行をして、安宿を泊まり歩いて、良かったことのひとつに、人との出会いがあります。
色んな国の人と会えることはもちろんですが、同じ日本人どうしでも、日本で普通に生活していたら絶対に会ったり話したりしない、できないであろう、いわゆる自分とは住む世界が違う人達に出会うことができて、
海外で会う日本人、同じ旅行者、という共通点があるだけで自然と会話が始まり、仲良くもなれて、付き合いを通じて視野が広がるのが海外長期旅行の面白さでもありました。
しかし、考えてみれば、今の自分の生活が自分の仕事関係にほぼ限定した人間関係になってしまっているだけで、
自分でその気になって行動さえすれば、日本で仕事しながらでも、他業種の人達、普段関わらないジャンルの人達と会って話すことは、できるのではないでしょうか。
異業種交流の会とか探して参加したりする方法も良いだろうし、飲み屋とかでも良いし、趣味のサークルとかでも良いでしょう。
他国の人との出会い、ということでも、日本には世界各国の人が来て生活しているし、旅行にも来ています。外国人が集まる店へ行くのも良いでしょうし、安宿もあります。
そう考えると、あらゆる交流は、旅行へ行かなくてもできます。
ただ、今の生活の中で直接必要なことではないので、していないだけのことです。
旅行の真っ最中、思い描いていた「帰国後の生活」のひとつに、
帰国後も自分の普段の生活の枠を越えて、旅行で得た広い視野を持ち続けたい、ということがあって、
具体的にどうこうではなくて、意識の問題なので、気の持ちようとも言えるのですが。
でもやっぱり日頃生きていると、目先のことで精一杯で、視野も狭くなりがちなので、海外へ出なくても旅行していた時と同じ視野を持って生きることはできることを忘れずにいたいとは思います。
コロナで家庭・仕事以外、必要以外は人と会わない日々が続いたので、今はこのnoteを書くことで視野を保ったり、映画や読書などで今生きる世界とはかけ離れた世界に触れたり、が精一杯ですが、
広い視野を持ち続ける、という気持ちは忘れずにいたいものです。
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