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"愛情"- ジェニファ・ ラチャタチャレルムロイ / THE PROFESSIONAL FC

INTRODUCTION
"選手を指導することが、ゲームを教えることがとても好きなんです。"

私はジェニファ・ラチャタチャレルムロイです。周りからは "マイ" と呼ばれています。現在、タイサッカー協会にて常勤のインストラクターとして、またPTプラチュワップFCというT1リーグ (*タイのトップリーグ) に所属するチームのユースアカデミーダイレクターとしても働いています。

 小さい頃はただのフットボールを愛してやまない子でした。よく私の兄やその友達とプレーしていました。まだ本当に小さかった頃は、少し年上の彼らとプレーすることも本当に挑戦的だったように覚えています。ただそれも楽しかったですし、結果それが私のフットボールの夢を追いかける旅の始まりとなりました。

 しかし実際は、タイでフットボールをプレーするのはそこまで好きではありませんでした。常にヨーロッパのフットボールを観ていましたし、彼らのようにプレーをしようと夢見る方がよりエキサイティングだったからです。

 タイでは地元、学校そして大学のチームでプレーしました。そしてヨーロッパでプレーするチャンスを見出すために、イングランドへ行くことを決意したのです。実際、ミルウォールFCのセカンドかサードチームのトライアルを受けることが出来ました。監督は私の事を気に入ってくれましたが、残念ながら私は既に22歳で、労働ビザを取得するには代表選手であることが条件でした。しかし、私はそうではありませんでした。

 チャンスはおぼろげに見え、最終的にイングランドでプレーする機会がなくなりました。代わりにFA level 2指導者講習会を受けることにしました。

 滞在中、多くの試合を観ていましたし、その中でも特に多くの監督が試合中に指示を出している姿が目に入ってきました。彼らの振る舞いが私を触発し、そして自分が本当に好きなことを気付かせてくれました。選手を指導すること、そしてゲームを彼らに教えることが私の好きなことなのです。

 Level 2を6カ月かけて終えた後、次の指導者ライセンスを取得するために2008年から2009年の2か月の間はブラジルへと滞在しました。他の国も検討していましたが、当時英語の通訳を用意してくれるコースがあるのはブラジルだけでした。 

 サンパウロの指導者連盟でBライセンスを取得し、1994年のワールドカップで優勝したブラジル人監督のカルロス・アルベルト・ペレイラがメインインストラクターを務めたブラジルFA主催のインターナショナル・コーチングコースにも参加しました。

 今となってはブラジルの哲学から多くの事を学んだと思っています。彼らは2つの側面で選手を理解させ、ハードワークすることを求めていました。それは戦術理解とフィジカルの点です。

 選手がしっかりと戦術を理解するようにトレーニングし、集中的に重点を置いていました。それと同じくらいに、毎回の練習でパフォーマンスをちゃんと発揮するために、とても具体的かつ本当にタフに選手を身体の面でトレーニングしていました。彼らはどのレベルの選手たちに対しても身体能力を向上させるための部門をとても高い質で持っていたと思います。

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DESIRE
"今は、私たちは良い基盤、良いインストラクター、良いカリキュラム、そして純粋なタイフットボールの哲学が必要です。"

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