ヴァイオレットと「心」を理解するということ

延期になってしまったヴァイオレット・エヴァーガーデンの公開日が遂に発表されました。
次は9月18日まで死ねません。頑張って生きようと思います。

さて、ヴァイオレット・エヴァーガーデン、どの回も本当に素敵なのですが、個人的に好きなのは3話、『あなたが、良き自動手記人形になりますように』これは、主人公ヴァイオレットが良き自動手記人形(手紙の代筆業者)になるべく養成学校へ入学する回です。

その中でも養成学校の講師、ローダンセの言葉。

「良きドール(自動手記人形)とは、人が話している言葉の中から、伝えたい本当の心をすくい上げるもの。」

この言葉が本当に胸に刺さりました。

人間、口に出したことが全てではないし、寧ろ口にしないことにその人の人間性や本質が現れるということを深く考えさせられました。

そう思うのは私自身、人に悩みを相談できないと思ってしまうからです。人間関係のことであったり、家族のことであったり、話したところで理解されないんじゃないかと思って諦めてしまうことが多いです。

特に、人間関係での悩みは相手を責める前に、「自分に原因があったのではないか」「今度はこう自分を変えよう」というように、相手に変化を求めるより、自分を変えるようにしています。
その方が解決できる可能性高いし、早いし、何よりその人とギスギスしないし。

ただ、自分自身まだまだ思考が幼稚だから、ふとした時に「なんで私がこいつなんかの為に気を遣わないといけないんだよ...」と思ってしまいます。自分でも気付かないうちにストレスがどんどん溜まっていて、爆発したことも何回かあります。

私は、私に関わってくれる方達のそれに気付けているのでしょうか...。
もし気付けたとして何ができるのでしょうか...。

こんな時エスパーのように人の心がわかる能力があれば良いのですが、残念ながら私はそんな能力持ち合わせていないです。でも、「心」を理解しようと「考える」ことは自分にもできることなのではないのかなと思っています。正確には分からないし、間違っているかもしれないけど、その人の目線に立って、物事を考えることをこれからも続けていきたいです。

もし、3次元にも自動手記人形という仕事があったら是非体験してみたいですね。

9月18日まで色々しんどい事もあるだろうけど、受験期だからといって自分本位にならないで周囲の人のことも考えられる心の余裕を持ちたいです。

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