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アロマセラピストの調香ノート「香る定期便2024 春の香りの作り方」

こんばんは、看護師+クリニカルアロマセラピストのyukinaです。今日はお仕事で春の香りを作ったお話です。

春の香りとはどんな香りですか?と聞いてみると、世間のイメージではキンモクセイの香りのイメージが強いかと思います。

わたしが住む北海道では、ほとんどみかけることがないキンモクセイ。越冬が難しいようで、北海道にはあまり咲いていないようです。


1種類の植物の香りではなく、数種類混ぜて「春をイメージする香り」を作っていくのがアロマセラピストの仕事です。

香る定期便と称して、季節ごとにブレンド精油の香りを作っており、楽しんでいる仕事の一つです。

今回の春の香りは、環境が変わる中で適応するための自己防衛。まだインフルエンザも流行っておりますので体の防衛の意味も含めて香りをつくりました。使った精油の種類は、

・レモンペティグレン(水蒸気蒸留)
・ロザリナ(水蒸気蒸留)
・ゼラニウム(水蒸気蒸留)
・ベルガモットペティグレン(水蒸気蒸留)
・ラベンダーカシミール種(二酸化炭素抽出)

の5種類。すごくさわやかな香りから始まり、徐々に花の香りに移行していきます。

レモンペティグレン
一般的なレモンの皮から採った精油ではなく、レモンの葉であるペティグレン。皮よりも強く、苦みのあるさわやかな柑橘の香りが味わえます。

ベルガモットペティグレン
一般的なベルガモットの皮から採った精油ではなく、ベルガモットの葉であるペティグレン。実は皮よりもリラックスする成分が多く、その成分量はラベンダーすらも超えます。葉なのにフローラルな香りです。

ラベンダーカシミール種(二酸化炭素抽出)
東洋医学でアロマセラピーを使い分けると、この季節にはラベンダーの香りが適しています。セラピストの精油箱にはラベンダーでも数種類が入っていて、その中でも一番風変りな子。このラベンダー、香りをかいだ時にカッコイイ香りがするんです(笑)

そんな珍しい精油たちを使って、いち早く贅沢を味わっているのが私です(笑)私はシャワーの時に洗い場の床に2滴ほど垂らして、シャワーの熱で気化させながら安らいでいます。

香る定期便で1年間お届けする皆さま。1年間どうぞよろしくお願いいたします~!
今回精油が多めに手に入ったので、春のブレンド精油として販売もしております。どんな香りなのか気になった方はオンラインストアからご購入いただけます。yukina

Snowzegarden 春のブレンド精油2024 オンラインストア


いつもサポート頂きありがとうございます。メッセージも読ませて頂いていますので、メッセージも頂けると尚嬉しいです。新たな香り探しに使わせて頂き、執筆活動やアロマセラピーの発展に活かしていきます。今後もより楽しみながら活動していきますので、よろしくお願いいたします。