就労移行支援事業所の見学感想と決め手(2000字)

私は、過去一年間、就労移行支援事業所に通っていたことがあります。

なぜ、そこの就労移行支援事業所に決めたのか。
他の就労移行支援事業所はどうだったのか。

など、記していきたいと思います。

今後、就労移行に通おうか迷ってる人の参考になればと思います。

見学・体験した感想↓

①就労移行支援D
ここは、私の通っていたサポステと提携していました。雰囲気は私が通っていた就労移行支援の次に良かったです。
人数は少なかったのですが、その分建物がかなり狭くて、ここに居続けるのはストレスが溜まりそうだな、と見学したときに思いました。
また、一つの講座の内容がA4用紙一枚で済むぐらいには薄く、何か身につくとは思いませんでした。
そして、働く上では不適切な服装(アベイルに売ってそうな(笑)露出度が高い服)で来ている利用者もいました。しかも、その人、私が体験した日全て、コンビニのコーヒー片手に遅刻してきました。
通いたてならわかるけど、通って半年以上経った人が所属するコースにいて、そんな人間性でもここの施設は前に進ませるんだな。と思いましたね

②就労移行支援C
ここは、男女比率がかなり偏っていて、男性が多かったです。
また、利用者の半数以上が知的障害っぽい感じがしました。
かなり空気がよどんでいて、怖かったです。
この施設が入っていたビル自体がそういうシステムなのかもしれませんが、2か所見学した上で、どちらもセキュリティがかなり厳しく、コレ毎日やるのめんどくさ!と感じましたね…
とにかく空気の澱みが怖かったので、ここは体験にいかず、見学だけでした。

③就労移行支援K
ここは、施設が物理的に大きかったです。
私は、うわ、こんなに人おるん…怖…と、見学しにいったときに思いました。
そして何より、物事の処理速度と理解力に自信がないとやっていくのは難しい、と思いました
午前に2つの講座をやるのですが、スピード感がかなり早かったです。①の就労移行の体験の後に行ったので、驚きました。
また、ここは疑似就労があることが特徴だと思います。
疑似就労では、実際の職場みたいに、上司役がいることも特徴です。大股開いて腕組んで座ってる人、1人は会社にいるでしょう。その役を担ってました。
なので、実際のオフィスでの立ち振る舞いを学ぶには、ここがぴったりだと思いました。
疑似就労以外でも、福祉的な寄り添い(笑)が一才ない施設だったので、社会に出た時のことを考えたら、ここは悪くないとは思います。
私は見学に行きませんでしたが、ここは自立訓練もあるので、おそらくその場では福祉的な対応をしてくれるのだと思います。
けど、見学予約や体験予約のシステムがかなりめんどくさくて、柔軟性がない施設なんだなと思いましたね。
また、個人的に感じたこと…ですが、ここはギフテッド向き、何か特出した能力がある人向きな感じがしました。社長の考え方がそんな感じですよね。

④就労移行支援L
ここは、施設責任者が、元は学力不要の男社会の業界で働いていた方でした。なので、見学に行った時点で、どこでこの方は福祉のことを学んだんだろう?と感じました。
また、ここは各々が各々のカリキュラムをやるというシステムで、隣では就活をしている人。隣ではスキルアップをしている人。そして、入りたての人はそこで講座を受ける。という感じでした。
建物が狭い上に私は気が散りやすかったので、5人講座、20人パソコンで就活orスキルアップ、のような環境は合いませんでした。
そして、面談?っぽいのを、講座をやっている真後ろでやっていて、うるさいわ、それ他の人がいる場で喋っていいのか?やらで、あまり印象は良くなかったです。
また、隣県の障害者雇用のイベントの話をよくしていたので、たとえ障害者雇用でも、電車で隣県まで行けるような体力がないといけないのかな〜という感じでした。

⑤就労移行支援M
ここが私が通っていた就労移行です。
2週間で辞めた会社が入っているビルが目と鼻の先にあったので、選択肢に入ってなかったのですが、①〜④があまりしっくりこなかったので、見学に行きました。
ここは見学の時点で、利用者の愛想がとても良かったです。講座を受けている最中に、見学しても、みんな挨拶してくれる。
そして、施設責任者が、ハッキリとした物言いをする方だったので、福祉的な対応(笑)がある上でも、自分をいい方向に導いていただけるのではないか?と思いました
また、疑似就労もあることなども、ここに通う決め手になりました。

こんな感じです。

ただ、結果的に、私は就労移行支援事業所を円満退所(就職内定後の退所)したわけではありません。

就労移行支援に通っていて良かったかと聞かれたら、即答できる自信はありません。

けれど、この記事が就労移行支援事業所に通うことを迷われている方に、参考になると幸いです。

次は、障害者雇用に対する偏見の記事を書こうと思います。

それではまた。

みぞれあめ

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