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silent 7話

こんにちわ。まぁです。Silent7話です。
来週ないだけで既にロスです。
今回のエンディング後の
「来週の放送はおやすみです」のお知らせが
1番の衝撃でした。

まとめたら私史上最大長さの
noteになりました。
先週を500文字以上も更新してました。

気になった私が気がつけなかった
見かけた考察も載せています。

また、つれづれに好きなことを
つづっていきますので
ドラマ感想や考察が苦手な方は
回れ右でお願いいたします。

それではいってみましょう!

オープニングがエンディングだった


それは奈々の片想いが
終わりを告げたからだ。

音が聞こえないのに
携帯電話を耳に当てながら
泣いている奈々。
追いかけてきた紬。

2人を発見する想。
今までのドラマだったら
好きな人がいても、泣いている人を
追いかけて、恋がこじれるっていうのが
定番ではなかっただろうか?

それが、想は泣いてはいない
紬を追いかけた。

悲しそうな顔をする奈々。
奈々は、ここでハッキリと
自分が振られたことを自覚したのだと思う。

想の行動は一見して冷たいが
実は1番優しいと感じた。

関係ない

今回のキーワード色々あったが
ひとつは「関係ない」ではないだろうか?
よく「関係ない」という手話が出てくるので
手話覚えました。

「別れる」に似てる??のかな。

想は紬に
「奈々とのことは紬に関係ない」という。
想は紬に心配して欲しくなくて言っているけど
紬にとっては悲しく響く。
せっかく再会して2人で会えるようになったけど
会ってなかった8年間は、紬には関係ないと
言われているような気持ちになったんじゃないかな。
悲しい。
ここでも、2人のすれ違いの行間みたいなのが
感じられた。

奈々の想い

奈々が想から借りすぎた本を
返す準備をしているシーン。

本借りすぎだろ!と突っ込みたくなるほどの量。
好きな人が好きな本(世界)を覗いたけど
趣味が合わなかったり
分かち合えなかったりすることは
よくあることだ。
紬と湊斗も、想も奈々とそうだった事が
ここでも対峙になっている。

あとのシーンでわかるが、
想と紬も音楽を通して、
想の影響で紬も同じ音楽を愛していた。
でも、本は今の段階では
2人の趣向が違うことがわかった。

音のない世界で生きている想。
これからの未来どういうふうに
なるのか興味をそそられる。
同じものを見て楽しいといえるのか?
はたまた共通点がなくても
愛することが成立するのか。
ここを見せてくれるのか
個人的に楽しみにしている。

話を戻そう。
奈々は想の答えは分かっていたからこその
優しさをみせる。
「振らなくていいよ。振った方が
悪者になるから。
想くんと私は今までもこれからも
ずっと友達」

こんな優しい言葉あったかな??
涙腺崩壊。
ここって、奈々の昔の恋の伏線の気もするけど。
次回以降春尾先生との関係での描写が楽しみだ。

そして、奈々ちゃんが恥ずかしくなって
想から顔を隠すように本を顔に持ってきたのも
可愛らしかった。
奈々ちゃんはキラキラしていた。
初めてあった時のように。
切なくて悲しい。

聴者と中途失聴者のちがい

想と紬がファミレスで待ち合わせし
会話するシーン。
紬がハンバーグを選ばなかったのも深い。

今回も「うるさい」の描写と
「怒られた」の描写が出てくる。
最終回まで、「うるさい」のキーワードは
出てきそうな予感がする。
(なんなら2人が笑いあって
「うるさい」と会話している姿も
夢に見る今日この頃)

ここは、エピソード0の
光のシーンともリンクしていた。


話が変わって、
この前に仕事の人から、
「なんで話さないの?」と素朴な疑問を
投げかけられて、それに緊張して
疲れたと話す想。
でもその手話は完全には紬に伝わらなかった。

だから紬は同じ質問を
想に投げかけてしまった。
想も同じ日じゃなければ
もう少し優しく返せただろうが
「この時間がもどかしいから声出せよってこと?」
と冷たく返してしまう。
「声好きだったもんね」と想が
スマホに打ったけど、理性が働いて
紬には見せなかった。
ここでぐっと堪えた想、偉い。
ここで嘘をつく想。
手話があれば充分だからと。

少ないけどいるってこと

エンディングや友達との会話
での紬の描写にもあるが、
「少ないけどいるってこと」

脚本家の生方美久さんがこの日載せたツイートです。
声が大きかったり、数が多い方が強く
少ない場合そこに属する人達は
マイノリティとして扱われる。
ある時はないものかのように。

今回は「中途失聴者は声で会話する人が
多いけどそうじゃない人もいる」ということを
軸に、マイノリティに光を当てた回だったんじゃないかと生方さんのツイートをみて、理解した。

初回から、なぜ想がろう者が使う
日本手話を使っているのか?
おかしいという意見もたくさん目にした。
でも、それも製作者側の意図通りだったんですね。
恐ろしすぎる(めっちゃ賞賛している。)

友達と紬のシーン。
そこに湊斗から電話がかかってくる。
ここの会話から湊斗と紬は
ほぼ連絡をとってなかったのではないか?
と推察される。

ここで紬から湊斗に
「想とあっているのか?声を聞いたのか?」
質問が入る。
湊斗は「たまにご飯行ったりしてるよ。
声も「湊斗」って名前を呼んでくれて
声で話した方が良いか想から聞かれた」と
紬に伝える。

ここも湊斗の友達としての立場と
主成分優しさ故の対応が上手く出てたし、
ストレートに悪気なくきいてしまった紬の
心情が対比されていて痺れた。

でね、ここで本題とは関係ないところで
私の疑問が生じたので書き残しておきます。

なんだろ??疑問がのこります。

手話だけの時間

昨今、ツイートしながらとか、
何かしながらテレビを見ることが多いと思うけど
このドラマに関しては
視聴者を試しているというか
挑戦的に感じる。

今回の回、手話だけの場面
何分あったのだろうか?

7話の予告が手話だったのも
予兆はあった。
だけど、こんなに長くなるとは。。

言葉を音と来て聞こえないとなると
視聴者は手を止めて
画面を見ることしかできないのである。

想が「まっすぐ見てくる」と例えた紬や
手話と表情で読み取る
想や奈々のように、画面をまっすぐ見てないと
途端に会話が入らないし、心情理解が
難しいのでは?と思った。

紬と奈々のシーンは
まさにそんなシーンだった。

紬が奈々との3年間に
感謝するシーンだった。

紬の行動は
天真爛漫さゆえに人を傷つけることがある。
今回奈々に対しても、見方を変えれば
結構残酷なことを話している。
(悪気はなかったとしてもね)

奈々のほうは、前回は紬の手話を
上手だと褒めていたが、
今回は下手と。手話の上達の近道は
想とたくさん手話で話すことだと
アドバイスする奈々ちゃんいい子すぎん?

リュックのチャック開けた時
あざとすぎる!何かかき乱すことする!と
思った私全力土下座します。
申し訳ありませんでした!!

そして、終わったあとに気づいたこと。

この四角関係楽しみです。

てんとう虫

そして、奈々と想の図書館の場面。
大学生の時、手話が上達した想と
会話した奈々。
そこで、
「菜々と手話が話せるのが目標だった」
「奈々にだけ手話が伝わればよい」と
奈々が欲しかった好きな言葉を
想は図書館で話した。

今回は偶然図書館にきて、
小さい男の子にせがまれて抱っこして
とった本が
てんとう虫ーーー!!
湊斗手から離れた幸せの象徴てんとう虫が
想が受け取ったってことでいいですか??
ここ泣けるーーー!
スピッツにもかけてますよね。。

ここもすごい演出でした。
きっと奈々はこういう風に思ったんじゃないかな?

春尾先生と奈々の関係も
これから明かされていくので、
出会わなければよかったと言っていた
春尾先生の気持ちがどう変化するのかも楽しみ。

そしてここの場面では、奈々が聴者として
想と笑いながら話し合いながら
歩く夢。
想も夢にみていたことが明かされる。

でもここでの違いもまた明らかに。
音に触れたことがない奈々は
声が夢の中でも分からない。
でも想は、奈々のイメージで
声を想像し夢で話している奈々を
作り上げた。

これって奈々にとっては、
本当に嬉しかったんじゃないかな?

そして、2人で笑いあったところに
男の子がやってきて「シーー」と。

ここでも「怒られた」と。
決して声では怒られるはずない2人が
怒られる。


奈々の恋の終わりも丁寧に2話に分けて
見せてくれたので、想と紬の恋の話も
スムーズに入ってくると思う。
丁寧な作り。

最後クライマックス。
ここ、永久保存版にしていいですか?

手話を使わず、告白する紬。
高校時代イヤホンで告白が
聞こえないと思っていた
シーンにリンクする。

高校時代
本当は想には届いてて、
想は聞こえないふりをした。

でも今回は本当に聞こえない。
でも、ちゃんと通じた。

ここの時軸が、丁寧すぎて
回収される感じ。素晴らしすぎて震えが止まらない。

また最近覚えた手話が
「片想い」だと想につたえるのも
紬チョイスぽくて。。
「覚えなくていい」という想に
キュンキュンしまくりで。

ここ、思った人いませんか?
イタキスにすごい重なったんですよね。

ここ、2人の告白合戦になっていて、
高校時代と形は違えど同じだと
胸の高鳴りが抑えられない。

エンディングで奈々と春尾が
知り合い
 とわかったところで
来週はワールドカップのためお休みだと。。
辛すぎる。
ロスである。
こんなんで、最終回を迎えてしまったら
わたしはどうなるのだろうか。。


ここで、本編に関係ない
私の感想を置いておきます。

ここまでお読みいただき
ありがとうございました!

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