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2022年を振り返って

 今日も『孫子』の続きを書こうかと思ったのですが、年末年始はお休みにして、2022年の振り返りをすることにしました。一人忘年会❓

 今年2022年は変な年で、珍しく教える内容は去年と全く同じで、教える学生生徒だけが違いました。大学ではよくあることですが、高校では学年を生徒と一緒に上がって行くので、高校で昨年度と全く同じ教材を教えたのは、ほぼ初めてだったように思います。普通は三年、あいだが開きます。

 少しだけ例年より楽だったせいか、5月に日本語指導のための学校案内で、授業料が特別に昔の値段になっているのに飛びついてしまい、週一回午後と夜に通い始めました。さらに夏から秋まで、日曜朝に日本語教育能力試験対策講座をオンラインで受けていました。

 日本語教育は、国語と違って、基本的に語学なので、音声の勉強があり、頭を抱えました。
 ピアノの聴音なら得意でしたが、なぜか言葉の聴音は昔から、からっきしダメなのです。
 母は東播の出身で、大阪弁とは少し違いましたし、父は祖父が東京、祖母が三重だからか、大阪生まれの割に、時々大阪弁でないイントネーションが混じっていたように思います。
 私自身は、学校の友人が愛媛や和歌山、鹿児島出身だったりしたので、イントネーションが安定しなくて、始終、家で両親から発音を直されていました。
 なので、誰としゃべるかによって、知らない間に、イントネーションを変えていたらしく、大学でも、関東弁でしゃべる友人と話すと、イントネーションが関東弁に移っていました。
 そのせいか、高校に勤めてから、職場で関東弁の同僚に「○○さんは、なまり無いね」と言われたことがあります。横でそれを聞いていた別の同僚が驚いて、「イヤイヤ、ベタベタの大阪勉強やでぇ」と力一杯否定していました。

 案の定、聴解が非常に悪くて、日本語教育能力試験は不合格になりました。

 試験の前から、ずっと気分が不安定だったのですが、やはり語学は苦手で、無理をしていたのだと思いました。

 さらに言えば、5月に3回目のコロナのワクチンを打ったのですが、その直後に受けた学校の健康診断で、肝臓の所見が見たことのない数値で、あり得ないぐらい上がっていました。それで、その検査結果を持って近所の内科で、再度、血液検査をしてもらったところ、ほぼ正常値に戻っていましたが、一つだけ、異常ギリギリでした。
 道理で、だるく眠いはずだ、と思いました。今は、眠気は減りましたが、まだ今一つ元気が出ず、すぐに横になってしまいます。

 ともあれ、来年度に日本語教員のバイトをする見込みがなくなり、おまけに語学が苦手なのが再度、証明されてしまったのて、日本語教育は、ちょっとした習い事程度にして、文学の世界に復帰しようかと思います。

 来年度は、『孫子』と『伊勢物語』を全訳したいです。

 では、皆さま、良いお年をお迎えくださいm(_ _)m


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