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マーケティング

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マーケター目線のコラムやニュース(日経MJなど)まとめ。
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2022年1月の記事一覧

【「愛あるオシャレ」が心を動かす】小さな小さな違和感と向き合うマーケティング

【「愛あるオシャレ」が心を動かす】小さな小さな違和感と向き合うマーケティング

大人用紙おむつ「アテント」のリニューアルしたパッケージが好評です。今はオンライン販売限定ですが、非常に好評とのこと。確かに見た目はおしゃれになりましたが、実はその取り組みの裏には、単なるおしゃれさではない、お客様の心に寄り添う丁寧なマーケティング戦略がありました。

【引用記事】

大人用紙おむつ 抵抗感薄く 大王製紙の「アテント」 パッケージデザイン見直し

https://www.nikkei

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【牛乳宅配は最先端のプラットフォーム?】「オワコン」事業を華麗にアップデートするマーケティング

【牛乳宅配は最先端のプラットフォーム?】「オワコン」事業を華麗にアップデートするマーケティング

僕も昔はおばあちゃんの家が牛乳の宅配を利用していました。しかし最近はそういう家庭も減っている感じがします。スーパーが近くにあり、何でも買える時代に、牛乳だけ配達してもらう必要を感じなくなっているのでしょう。そんな「オワコン」ビジネスが今復活の兆しを見せています。何が復活のポイントなのでしょうか?

【引用記事】

牛乳宅配、「見守り」で復活 健康維持+α中高年の暮らし支援 保険・行政…連携広げる

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【自分の魅力は自分では気づけない】顧客の声に導かれて変身するためのマーケティング

【自分の魅力は自分では気づけない】顧客の声に導かれて変身するためのマーケティング

もともと盗難自転車の追跡サービスを提供していた企業が、今は医療現場の医療機器の位置を可視化するサービスを提供しています。たしかに技術的には応用がききそうですが、そもそも全く違う顧客層のニーズにいかにして気づいたのでしょうか?顧客の声をヒントにビジネスを見直したり新しい事業を始めるために、何が大切なのかを考えます。

【引用記事】

自転車盗難防止から医療機器管理へ 変化する企業が生き残る

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【売れないものはまとめ売り】ちょっと売りにくいものを無駄なく売り切るマーケティング

【売れないものはまとめ売り】ちょっと売りにくいものを無駄なく売り切るマーケティング

見た目は良くないけど味には問題がない規格外青果を、仲卸がパッケージで販売して注目を集めています。仲卸がパッケージしているというだけで、なんとなく品質に信頼感を持つのは僕だけでしょうか。フードロスなどの課題に関心が集まる中、今まで無駄にしてきたものを無駄にしないことが高く評価される雰囲気が広まっています。このトレンドを取り入れるにはどうすればいいでしょうか?

【引用記事】

大田市場の仲卸がネット

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【孫の力でシニアもデジタルに】声が届かない人に間接的にアプローチするマーケティング

【孫の力でシニアもデジタルに】声が届かない人に間接的にアプローチするマーケティング

日本ではシニア層のデジタル化の遅れが行政のデジタル化の足かせになることが懸念されていますが、一方でアジア件ではデジタルに慣れたシニア層が増えているとか。多世代同居によって、孫経由でシニア層にデジタルが浸透しているとみられています。この事例から、「見込み客に直接的にマーケティングメッセージが届かない場合、どうすればいいのか?」という課題解決のヒントを考えます。

【引用記事】

アジアで「デジタルシ

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【その手があったか!】困ったときはファンに買ってもらいませんか?

【その手があったか!】困ったときはファンに買ってもらいませんか?

今まで電車やバスの座席シートの生地を作っていた会社が、アパレル商品の販売に力を入れています。全く異なるジャンルへの参入にうまくいった理由は、「従来の取引先についている”ファン”に売る」ことを考えたから。BtoBからBtoCに参入するときに役に立つ考え方を紹介します。

【引用記事】

日本シール、鉄道など座席の布でバッグ 柄や手触り、ファンの心つかむ

https://www.nikkei.com

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【移動は豊かさの象徴になる?】
「行かなくても楽しめる」をオンラインミーティングが加速する

【移動は豊かさの象徴になる?】 「行かなくても楽しめる」をオンラインミーティングが加速する

Zoomなどのオンラインミーティングの普及で新幹線の利用者が激減したことで、JR各社は対応を迫られています。その選択肢の一つとして、新幹線を「長距離貨物輸送」に使うという手があります。新幹線は、「早くて」「大量に運べて」「遅延が少ない」と、輸送のクオリティは非常に高い。今までは人間を乗せることが一番儲かりましたが、お客様が減った以上は、他のものを運ぶことも選択肢に入ります。では、その動きが他の業界

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【売った後のフォローで差をつける】商品+使い方講座のパッケージで顧客の夢を叶えるマーケティング

【売った後のフォローで差をつける】商品+使い方講座のパッケージで顧客の夢を叶えるマーケティング

文房具メーカー各社が、商品に無料動画講座をつけたり、別途セミナーを開催するなど、アフターフォローに力を入れています。メーカーがやらなくても、美文字講座や絵画教室などのスクールビジネスが世の中にはたくさんあるのに、なぜメーカーが商品だけでなく教育フォローまでするのでしょうか?そこには大きなまーけてぃんぐ戦略の転換がありました。

【引用記事】

ゼブラ、美文字を動画指南 三菱鉛筆はアート作品レッスン

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【売り方を変えれば顧客も変わる】自販機は商品ではなくエンタメを売る時代に突入する?

【売り方を変えれば顧客も変わる】自販機は商品ではなくエンタメを売る時代に突入する?

腕時計ブランド「タイメックス」がコカ・コーラとコラボして「1万円以上の腕時計を自販機で販売」しています。「高級品を自販機で売るって、どういうこと?」「そんなの売れるの?」と疑問に思いますが、マーケティング戦略としては一定の合理性があるように思います。商品そのものではなく「売り方」を変えることで、どんな効果を狙えるのかについて、考えます。

【引用記事】

自販機から缶入り腕時計 高額品、購入過程を

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【役割はセールスからエデュケーションへ】
お客様がスタッフに求めている役目を果たそう

【役割はセールスからエデュケーションへ】 お客様がスタッフに求めている役目を果たそう

カナダ初のヨガウェアブランド「ルルレモン」が好調ですが、その要因は商品力だけではなく、接客スタッフの力も大きい様子。と言っても、接客のうまさやセールス力ではなく、その「あり方」にポイントがあるようです。これからの接客のあり方、セールスのあり方について考えます。

【引用記事】

Re店舗 「集う理由」をつくれ 「すること」提案強さの条件 接客はデジタル×人の力

https://www.nikke

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【行動こそが最大のメディア戦略】広告するより背中で語るマーケティング

【行動こそが最大のメディア戦略】広告するより背中で語るマーケティング

2019年ごろからSDGsという言葉が普及し、企業がイメージ戦略的にSDGsを使用するケースが増えてきました。また、ESG投資など「社会に配慮したり貢献する企業」をひょかする動きが盛んです。しかし、なぜそのような動きがあるのか、何をする必要があるのかといった本質的なことを理解せずに、表面的にそれらを取り入れる企業も少なくありません。それが実は逆にイメージの悪化を招いているとしたら?昨今の企業の社会

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【目的買いから衝動買いへ】次世代の移動販売は消費の新潮流を作るか?

【目的買いから衝動買いへ】次世代の移動販売は消費の新潮流を作るか?

三井不動産グループによる移動販売車事業が注目されています。ちょっとニッチな高級鯖寿司やこだわりの箸、そして高級な健康グッズやメガネ・補聴器などが売れているとか。しかし、中島から見るとそこまで目新しくもなく、デジタルマーケティングの頭打ちから生まれた「原点回帰」にも見えます。いつの時代も大切なのは、「新規獲得」と「リピート化」のバランスです。

【引用記事】
新しい買い方(1)偶然の出合い運ぶ移動販

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