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マーケティング

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マーケター目線のコラムやニュース(日経MJなど)まとめ。
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2021年11月の記事一覧

【偏愛が集うシェア型書店】コミュニティの熱量を取り入れるマーケティング

【偏愛が集うシェア型書店】コミュニティの熱量を取り入れるマーケティング

「自分は全く興味はないのだけれど、熱く語られてついつい興味を持ってしまった。」そんな経験はありませんか?今はたくさんの情報が溢れていますが、意外と「熱量が高い」というのは、他の情報との強烈な差別化になり得ます。今日はそんな「熱量」を生かしたマーケティングの事例です。

【引用記事】本への「偏愛」シェアしたい、私は小さな書店主 棚借り交流のきっかけに
https://www.nikkei.com/a

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【脱炭素と言うトレンドを考える】 google マップではCO2排出が少ないルートが表示されるようになる?

【脱炭素と言うトレンドを考える】 google マップではCO2排出が少ないルートが表示されるようになる?

昨年菅総理がカーボンニュートラル2050年達成を宣言し、先日はCOP26が閉会し、脱炭素をめぐるニュースはほぼ毎日新聞やテレビを賑わせます。 しかし話の規模が大きすぎて、あまり自分事に捉えられない人も多いのではないでしょうか。 とは言え脱炭素は2050年までは最低限続く大きなトレンドです。 実はトレンドには大きなトレンドと小さなトレンドがあり、小さなトレンドの方が身近でわかりやすく、自分たちも意識

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【パナソニックの高級ドライヤーの事例】ジェンダーフリー時代のマーケティングに適応できますか?

【パナソニックの高級ドライヤーの事例】ジェンダーフリー時代のマーケティングに適応できますか?

「きれいなお姉さんは好きですか?」「かわいいは、つくれる」など、女性の美に関する印象的なキャッチコピーは今までにたくさん生まれてきましたが、ここ数年で、ジェンダーフリーに関する論調が勢いを増しています。まだまだ従来のジェンダー観の方が支配的とはいえ、徐々に新しいジェンダー観に合わせたマーケティングが必要になってきます。今のうちに、ジェンダーフリー時代の感覚に脳みそを慣らしておいた方がいいかもしれま

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【プラットフォーマーの視点を自社に生かす】顧客の不安解消をビジネスチャンスに変えるには?

【プラットフォーマーの視点を自社に生かす】顧客の不安解消をビジネスチャンスに変えるには?

昨今は、メルカリ、ストアカ、ココナラなど、一般人同士を商品やスキル・ノウハウの出品者/購入者として繋ぐことをビジネスとする「オンラインプラットフォーム」事業者が増えてきました。彼らが提供している価値は、一体なんでしょうか?自分が欲しいものを持っている人を見つけやすくする利便性?大手企業ではない個人にお願いできることで生まれる価格の安さ?もちろんそうした面もありますが、実は大手が解消しきれない細かな

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【3500万円のマンションが”ポチッと”で売れる】時代と顧客の変化を受け止める勇気を持とう

【3500万円のマンションが”ポチッと”で売れる】時代と顧客の変化を受け止める勇気を持とう

今日の記事は、流石に衝撃的です。私も百貨店の外商部時代は、1000万円以上の商売をしたこともありますが、まさかそういった高額な取引が「ポチッと」で行われるようになるとは。自分の感覚が時代の変化に追いついていなかったことを痛感しました。自分の感覚を信じ過ぎてしまって、お客様の感覚とズレてしまうことの恐ろしさを再認識するために、この記事からは「顧客と時代の変化を受け止める勇気」を学びます。

【引用記

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【”持続可能”という言葉の奥深さ】ファッションブランド「ミナペルホネン」に学ぶ本当のサステナビリティ

【”持続可能”という言葉の奥深さ】ファッションブランド「ミナペルホネン」に学ぶ本当のサステナビリティ

近年、サステナビリティという言葉が多く使われるようになりました。日本語では「持続可能性」。これは、地球環境や特定の国・地域・民族・集団などに負担をかけることなく成立することを意味します。例えば地球環境に負担を与え続けるビジネスは、いずれ地球環境がその負担に耐えられなくなったとき、そのビジネスも一緒に消滅せざるを得ない。そうならないよう、持続することに無理のないビジネスを行おうという発想です。日本に

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【情報過多時代だからこそ】選ぶのを楽にするマーケティング

【情報過多時代だからこそ】選ぶのを楽にするマーケティング

僕たちは日々、膨大な情報の中で生きています。現代人が1日に接する情報量は、江戸時代の人の一生分、という調査すらあるほど。そうなると、情報処理(理解と判断)が追いつきません。そこで、現代人には「選択疲れ」が広がっているようです。これをマーケティング的に逆手に取るには、どうすればいいでしょうか?

【引用記事】
シーン限定 お楽しみ提供 お酒・ネイルケア…時と場所細かく
https://www.nik

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【新幹線の貨物列車化に学ぶ】世界がひっくり返った時に考えるマーケティング

【新幹線の貨物列車化に学ぶ】世界がひっくり返った時に考えるマーケティング

コロナ禍でリモートワークやオンラインミーティングが一般化したことで、鉄道、特に新幹線は大きな打撃を受けました。今までなら出張で赴いていた場所に行かずに、オンラインで打ち合わせをして済んでしまうからです。この「戻ってこない需要」を埋めるために、JR東日本は新しい事業展開を模索しています。そこから、「今までのルールがガラリと変わってしまった時に考えるマーケティング」を学びます。

【引用記事】(物流イ

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「売る」の先にゴールを設定する

「売る」の先にゴールを設定する

SaaSはSoftware as a Service 、
つまりソフトウェアを商品としてではなく
サービスとして提供するって考え方。

僕のイメージではどちらかというと、
これからの商品開発は、
サービス開発の一部と認識した方がいい。
どんなサービスを展開するために、
どんな商品が必要なのか。

言わばProduct as a Service な発想なんだけど、
既にPlatform as a S

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【北陸のAKB、エビの三国志】競争を協創に変えるネーミングの魔術

【北陸のAKB、エビの三国志】競争を協創に変えるネーミングの魔術

「北陸のAKB」「エビの三国志」。もうこれだけで、「一体何のこと?」と気になりませんか?今日は、マーケティング戦略そのものというより、ネーミングの持つ力についてです。自社商品だけをブランディングするのもいいですが、たまには業界全体で仕掛けてみるのも面白いのでは?その時はぜひ、ネーミングにこだわってください。

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第38回まーけてぃんぐ勉

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【今治タオルの事例】買い替えから修理の時代になっても生き抜くマーケティング

【今治タオルの事例】買い替えから修理の時代になっても生き抜くマーケティング

タオルといえば消耗品だと思われがちですが、そんなタオル業界で「修理事業」を始めた会社があります。目標は、修理事の売上シェアを10%にすること。その戦略の背景を学びましょう。

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第38回まーけてぃんぐ勉強会@オンライン
参加者募集中
https://fb.me/e/7Qa4Yf1W0
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【大東建託のDX事例】「住む」ために必要なこと、アプリで続々提供

【大東建託のDX事例】「住む」ために必要なこと、アプリで続々提供

DXは単なるデジタル化ではなく、デジタル技術を利用してビジネスモデルを変革することです。大東建託はアプリを通じて、生活のために役立つ情報の提供や、行政サービスへのアクセスの簡略化を打ち出しました。DXでなくても、自社の中核事業を強化するために、その周辺サービスまでワンストップで提供するという視点は役に立ちそうです。

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第38回まーけて

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