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某省庁説明会と文化庁


 先日、オンラインで某省庁の採用説明会に参加した。非常に有意義な説明会で本当に参加してよかった!!!今年、国家公務員の経験者採用試験を受けようかと思っている。理由はいくつかある。
・国の仕事に関わってみたい。
・今まで「日本語教師」として働いてきたが、この知見を国の仕事にも生かせないか?と思っている。
・日本語教育業界に限界を感じる・・・・・(この気持ちもある・・・)

 こんなところ。本当に受けるかどうかはまだわからない。受けたとしても受かることはないだろう・・・・。どれだけ難しいかはわかっているので。それからもう一つ。やはり、私は日本語教師の仕事が好きなので本当にこの仕事以外をやりたいのか?できるのか?という思いがあることがある。完全に「日本語教育」を生かせる霞が関の仕事は、おそらく文化庁しかない。私は数年前文化庁を受けたことがある。文化庁で数年に一度公募が出る「日本語教育専門職」という研究職である。これを見つけたときに「これだ!!!!!!」と思って、絶対にこの仕事に就きたい!!!と思った。30代半ばに受けてみた。書類審査に通り、面接までは行ったが・・・ダメだった。やはり難しいなぁと思った。文化庁国語課長をはじめ、えらい人たちが10人近く並んだ面接で、質問に答えている間に「あ、今、私ちゃんと答えられていない・・・」と思ってしまった。そうしたらやっぱりダメだった。
 振り返ってみると、文化庁側のほしい人材は「日本語教育を(特に地域日本語教育政策)国側から見られる人材」が欲しかったんだろうということ。「管理側」「まとめる側」ということ。よく考えたら国家公務員なんだから当然のこと。そこで私が主張したことは「現場側」の意見だったことに気づいた。あくまでも「現場の日本語教師・日本語教育側」で答えてしまっていた。ここのミスマッチは大きいだろう。
 そう考えると、やはり私は現場が一番なのかなぁとも思う。現場の意見を吸い上げ、国の意見を下ろし、その間をとって法案・ルールを作る・・・・というのが霞が関の仕事。違うかな。私の認識はそんなところ。果たして私は合っているのかな・・・とも思う。

 というようなことがあったので、もう文化庁は無理だろう。普通の総合職や一般職なら再受験でも可能性があるかもしれないが、研究職で一度落ちてしまったらダメだろうな・・・と思うのですが、どうでしょう?教えて霞が関の人😭

 でもやはり国の仕事に関わってみたいという気持ちがあった。そんな時に、国家公務員には社会人採用がある!!!というのを見つけた。研究職以外で、新卒以外で受けられる試験があるなんて!!!と驚いた。それが去年の10月ぐらい。その時は2021年度の募集は終わったところだった。応募するなら2022年度。

 でも日本語教師なんて本当につぶしのきかない仕事で、日本語教育業界以外、まったく役に立たない・・・・と思っている。実際そうだろう。文化庁以外で何とか元日本語教師でも応募させていただける・・・・ような省庁はないか・・・と思っていたところ。

 先日のオンライン説明会の省庁は、「文系理系問わず」ということだったので聞いてみた。とても難しく、文系出身者にはハードルが高すぎるが、そういうところもあるんだということが知れただけでも参加してよかった。国の機関がどんな仕事をしているのか、実際に働いている人から聞くこともできた。
 本当に受験するかどうかもわからないが、今年度の応募までできることを準備しようと思う。

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