見出し画像

暗くなったココロには、ひとひらのつぶやきを

起こった出来事にたいして、心が揺れうごくことがある。


いいことって感じられることもあれば、よくないことって感じることもあって。
そのたびに心はうれうごく。


いつからか、起こることには意味があるって考えるようになった。いいことがあったときには、ごきげん。わたし、何かいいことしてたのかなって。


だけど、よくないことがあったときには、ガタガタふるえてた。何か悪いことしちゃったのかなって。


因果応報なんて言葉もあるから、よけいに。今では、そんなことないよって笑いとばせることなのだけど。そのつど、考えていたな。



今でも、起こることには意味があると思っている。けど、前みたいに。いいことをしたら、いいことがある。悪いことしたから、よくないことがある。なんて、思ってない。


何かしらの意味を連れてきてるって信じてるんだ。



ある夜のこと。
さぁ、寝ようとしたとき。きゅうにお腹が痛くなってしまった。なんとなく理由はわかっていたから、くの字になりながら、薬をのんで。また、くの字になりながら、お布団にくるまって、じっとしていた。 

いたいいたいいたい。
ものすごくいたい。

もしかして、違ったのかな?
お腹のいたくなるほかの原因をさがすのに、全然思いあたらない。

わたしの身体は、わたしの心の柔らかさを知っている。どれだけの苦痛なら、ココロに傷がつかないかを知っている。だから、こんな寝る前になんかに、お腹を痛くなんてさせない。せめて、ちゃんと眠らせてくれるはず。

何か意味があるの??今でなくてはならない何かを身体がおしえてくれようとしてるのかな。


なんて、つよがってていても、痛みはどんどんましていく。これは、助けをもとめないとかな。いつもは穏やかさをくれる夜の暗さが、不安をつのらせていく。


薬を飲んだ時間ならかんがえて、とりあえず、あと15分だけっときめた。あと15分だめだったら、助けをもとめよう。それまで、スマホをみる。


とある有名なライターさんの犬のトップ画像がめにうつる。ワラにもすがるようとはこのことかもっと、写真をおす。波のようなリズムをきざむから、痛みがひいたときにすこしずつ読んでいく。


そこには、いまのわたしにぴったりの言葉が書いてあったんだ。



あっ、これか。


そうピンときたときには、痛みはだいぶひいていた。あとは、薬がきくのを待つだけになった。冷や汗をかいていたのかあつくもつめたくもある身体をさすりながら、もう、こんなにしんどくさせないでよーっと泣きそうになった。


あの夜はほんとしんどくて、厳しめなだった。おなかの痛みも、書かれていた言葉もね。
まぁでも。しばらく忘れないという意味でも、きっと何かにつながっていくかな。


痛みのなかで何か意味があるかもなんて、マンガのなかの主人公のようだけど。あのときには、もう、それこそ、そうでもしてないといたいし、不安だし、苦しくて仕方なかった。


でも、ほんの少しの光があるだけで、ちょっとだけ、ほんのすこしだけ、冷静さを保ててた。



起こった出来事にたいして、心が揺れうごくことがある。


いいことって感じられることもあれば、よくないことって感じることもあって。
そのたびに心はうれうごく。

その揺れうごきにたいして、何か意味があるよって心の中でつぶやけたら。何か意味があるかもってさがせるし。しぜんと自分にとって、いいなぁって意味になるのかな。なんて思んだ。


いつも読んでくださり、ありがとうございます♡