見出し画像

そういえば、新婚時代に書いたっけ。自衛隊広報誌に載った記事を7年後に発見した話。

自衛隊には規模は様々ながらも、広報誌があります。

当時、新婚ホヤホヤな新妻ミノリに「自衛官との結婚」について記事の執筆依頼が舞い込んできました。

幼い頃から、作文・読書感想文の類が大の苦手である私にとっては苦痛で仕方なかったです。笑

しかし、断ることもできないので夫への皮肉を込めて、多少のオブラートには包みはしたものの、ありのままの気持ちを書くことに。

--------------以下原文ママ--------------

「後でいいから、宿題があるよ。」ある日の会話であり、私がこの原稿を手にした経緯でもあります。夫は、基本的に言葉足らずで単刀直入です。どうやら、このような広報誌があり、そこに掲載される原稿を書く事が私への宿題だと言う事を伝えたかったようです。言葉足らずさがお察しいただけましたでしょうか。
私達は結婚して2年目になります。私は結婚を機に宮城県という地に引っ越してきたのですが、自衛隊に馴染みがない地域で育った為、迷彩服を着た人が歩道を通行している事、自衛隊の大きな車が一般車道を走行している事すら、驚いたものです。 
 夫は家で仕事の話を一切しません。そういうスタイルのようなので私も敢えて聞く事をしない為、夫の仕事について、恥ずかしい程、無知に近いです。
私は自衛隊の人と結婚したと言うより、結婚した人が自衛隊という職業だっただけだと思っています。共働きなので、特別な事は何一つしてあげられませんが、毎日夫の帰宅と同時に出来立ての温かいご飯が出せる様にだけは、心掛けています。夫が仕事に注力できるよう、微力ながらもサポートしていけたらと思います。

----------------------------

7年後に読んでみて、懐かしい気持ちと現在の暮らしとの乖離具合におかしくなりました。

当時は自衛隊について無知だった私も、今ではメキメキと知識を高めているし、夫が帰ってきてもご飯はセルフチンなので、あの日の所信表明はどこへやら…って感じです。

たま~に読み返してみることによって、夫に少しだけ優しくなれそうなので、定期的(1回/年)に読んでみることにしようかな。な~んて。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?