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介護の始まり②立ち上がり補助用品とベッド

記憶の時系列が前後すると思います。

地域包括センターに電話するとその日のうちにセンター長さんとケアマネさんが来てくれた。

母の様子を見て、介護保険制度の対象にはなるだろうとのこと。
見なし介護認定で要支援2を想定。
デイサービスをまずは週2回利用してリハビリをすることになる。

市の介護認定調査も申し込んだ。
認定調査員さんの訪問があり、最短で認定まで1ヶ月かかるとのこと。

地域包括センターさんの見なし認定で
ちゃんとした介護度が決まるまでは暫定の介護度でデイサービスに通うことになった。母もリハビリで歩けるようになるならということで納得したようだった。

ケアマネさんからデイサービスの施設を紹介してもらい、職員さんが来られた。
とても感じの良い方で親子でデイサービスを運営しているとのこと。
まずは体験で1日行くことにした。
体験はまあまあだったみたいだが、いまいち反応が良くない。のんびり過ごして終わり、が暇だったみたいだ。おやつも手作りだし良いと思ったのだが。
まだ母は動けるのだからもっとリハビリに特化したデイサービスのほうがいいのかも?と最終的にリハビリを謳っている施設にお願いすることになった。

私は実家から電車で30分のところに住んでおりフルタイムで働いている。
幸い融通の効く職場であるので職場の上司に母の介護がはじまりそうなことと、しばらくは不定期に休むことが増える旨を了承してもらった。

母は階段から落ちてから自力での立ち上がりが困難になったのでまず最初に購入したのはコレだ。

中古品が出ていたので購入しました。


コレは無いよりはマシだったがやはり床からの立ち上がりは厳しかったので母の寝床を布団からベッドに変えた。
ベッドの脇に立ちあっぷを差し込んで使ってもらう。

実家がすごく狭いこともあり一番スリムなタイプのベッドをニトリで購入した。
ベッドを入れるに当たって母は嫌がったが布団からの立ち上がりは厳しすぎたので半ば強引に押し切る。

1人で起き上がれないほど震えがひどくなっており、大きな病院での受診日を指折り数える。

そしてパーキンソン病の診断が下り、ドーパミンを増やす薬の服用が始まった。

母は足腰が弱って手が震えるが認知症は無く、私は薬をきちんと飲むことなんて当たり前にできると思っていた。

朝昼晩、食後に薬を飲めばある程度は良くなるはずだった。

はずだったんだ・・・。

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