あわいゆき

文学賞の話がメイン ご依頼・ご用件等はTwitterのDMに連絡いただけると幸いです。

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    最近の記事

    第168回芥川賞の受賞作予想〜!

    ごきげんよう、あわいゆきです。 先月、第168回芥川賞の候補作が発表されました。 以前に投稿した候補作予想の記事では5作品を予想に挙げ、「ジャクソンひとり」「グレイスレス」の2作品が的中。予想としては不甲斐ない結果だったのですが、個人的好みツートップとして挙げていた「この世の喜びよ」「開墾地」が両方とも候補入りするサプライズがあったので、予想が当たるよりもうれしい結果に。 そしてあとは1月19日の受賞作発表に向けて予想をするばかり!……なのですが、先ほど挙げた候補作予想

      • 第168回直木賞の受賞作予想〜!

        ごきげんよう、あわいゆきです。 先月、第168回直木賞の候補作が発表されました。 以前に投稿した候補作予想の記事では5作品を予想に挙げ、『プリンシパル』以外の4作品が的中。下半期の注目作はだいたい選ばれる結果でした。 そしてあとは1月19日の受賞作発表に向けて予想をするばかり!……なのですが、先ほど挙げた候補作予想の記事で『クロコダイル・ティアーズ』以外の作品は紹介し終えています。 noteに手をまわす時間のゆとりもなく、受賞作予想はツイートだけで済ませようと思っていた

        • 2022年を振り返る! 本屋大賞ベスト30を大予想〜!

          まえがきごきげんよう、あわいゆきです。 年末年始、いかがお過ごしでしょうか? もしかしたら実家に顔を出しておせちをつっついたり、仕事始めまでコタツで足を伸ばしたり、のんびり過ごされるかたもいるかもしれません。あるいは初詣に行ったり、初売りのために長蛇の列を並んだり。慌ただしい日々を過ごされる方もいるのではないかと思います。 私は三が日が過ぎるまで、腰を落ち着かせる余裕のない毎日になりそうです。やるべきことがしんしん積もりすぎて、ひとつずつ確認していかないとうっかり忘れてし

          • 今年はなにがくる!? 第67回有馬記念 を真剣に予想してみた!

            ※ギャンブル関連の記事なので有料設定にしましたが、最後まで無料で読めます。 ごきげんよう、あわいゆきです。 いよいよ年の瀬が近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。 芥川賞と直木賞の候補作が発表され、織田作之助賞の受賞作も無事発表。 いよいよ残っている予想の舞台は……「有馬記念」ですよね! 普段は文学賞の予想ばかり投稿している私ですが、そのルーツを遡ればおそらく中央競馬の予想に辿り着きます。当時未成年だったため馬券自体は買っていないのですが、毎日何時間もレース動画

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            下半期の国内文芸を振り返る! 第168回直木賞候補作予想〜!

             ごきげんよう、あわいゆきです。  いよいよ12月16日(金)に芥川賞・直木賞の候補作発表がありますね!  半期に一度の候補作発表を人生の楽しみにしながら生きている私にとって、芥川賞と同様、直木賞の候補作発表はお祭りのようなものです。ドキドキしながら朝5時にTwitterを更新しまくって待機しています。  あまりにドキドキしすぎて待ちきれないので、今回は下半期に刊行された国内の小説を振り返っていきます! ……といってもそれだと範囲が広すぎるので、「直木賞未受賞作家の単行本

            下半期の文芸誌を振り返る! 芥川賞候補作予想〜!

             ごきげんよう、あわいゆきです。  いよいよ芥川賞の季節がまたやってきましたね!  半期に一度の候補作発表を人生の楽しみにしながら生きている私にとって、芥川賞と直木賞の候補作発表はお祭りのようなものです。毎日朝から晩までなにが候補作になるかな〜〜〜と考え続けた結果がばん! と張り出される日。  というわけで今回は、純文学系の文芸誌に掲載された創作のなかから「芥川賞未受賞作家の中篇小説(原稿用紙100枚以上が目安)」に絞って、全32作をすべて振り返っていきます!  なお、

            「このライトノベルがすごい!2023」に投票しました

            ごきげんよう、あわいゆきです。 宝島社さんが主催しているランキング企画、「このライトノベルがすごい!2023」に投票したので、投票した作品と添付したコメントをnoteにも残しておきます。 だいたい網羅するようにしている直木賞,芥川賞路線と比べるとライトノベルはほとんど読めていない(年間通じて対象の新作を20本ほど、冊数で30冊〜)ので、参考程度に。記載してあるコメントもかなり短めです。 なお、新作に絞って投票しています。 四季大雅『わたしはあなたの涙になりたい』(ガガ

            野間文芸新人賞ってどんな賞? 候補作も予想してみた

            ごきげんよう。あわいゆきです。 8月が終わって、いよいよ秋が訪れようとしています。 食欲の秋、運動の秋、芸術の秋……いろいろな秋が私たちの生活を彩るなか、いちばんはなんといっても野間四賞の秋ですよね。 ですが、野間四賞についてそれほど知らない/そもそも興味がない人も一定数いるのではないかと思います。 というわけで今回は、来る野間四賞に備えて野間四賞のなかでも唯一候補作が発表される、野間文芸新人賞の紹介を簡単にしていきます! そのうえでどの作品が候補に選ばれそうか、簡単な予

            第167回芥川賞 受賞作予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は7月20日に発表される芥川龍之介賞の受賞作を予想していきます。  なお、あくまでも予想です。作品の内容評価とは離れた、外的要因も幾分か踏まえて予想をするのでその点はご理解ください。  まずは候補作の確認から。 小砂川チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号) 鈴木涼美「ギフテッド」(文學界6月号) 高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号) 年森瑛「N/A」(文學界5月号) 山下紘加「あくてえ」(文藝夏季号) 日本

            第167回 直木賞受賞予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は7月20日に発表される直木三十五賞の受賞作を予想していきます。  なお、あくまでも予想です。作品の内容評価とは離れた、外的要因も幾分か踏まえて予想をするのでその点はご理解ください。  まずは候補作の確認から。 河﨑秋子『絞め殺しの樹』(小学館) 窪美澄『夜に星を放つ』(文藝春秋) 呉勝浩『爆弾』(講談社) 永井紗耶子『女人入眼』(中央公論新社) 深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋) 日本文学振興会さんのツイートを引用  以

            2022年上半期のとてもよかった小説 10冊選んでみた

             ごきげんよう、あわいゆきです。  月日が経つのは早いもので、いよいよ2022年も折り返しみたいです。  一区切りということで、今回は上半期に発表された小説のなかから、かなりよかったものを10作選ぼうと思います。 対象作 ・2021年12月~2022年5月に刊行・掲載された小説 ・シリーズものは上記期間内に「1巻」が刊行された作品に限る ・刊行タイミングで既読だった小説は省く(例 : 遠野遥『教育』など)  とはいえ直木賞と芥川賞の予想noteも書きたく、あいにく時間は

            第167回直木賞 候補作予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は、6月中旬に発表される、第167回直木賞の候補作を予想していきます。  予想には私の主観と個人的な趣味嗜好が多分に混ざっています。あくまでも一個人の考えということで、なにとぞご理解いただけると幸いです。  はじめに予想を記し、その後に上半期の直木賞路線を振り返っていきます。 予想 〇呉勝浩『爆弾』(講談社) 〇砂原浩太朗『黛家の兄弟』(講談社) 〇深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋) 〇柚木麻子『ついでにジェントルメン』(文藝春秋

            第167回芥川賞 候補作予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は6月中旬に発表される、第167回芥川賞の候補作を予想していきます。  予想には私の主観と個人的な趣味嗜好が多分に混ざっています。あくまでも一個人の考えということで、なにとぞご理解いただけると幸いです。  はじめに予想を記し、その後に下半期の五大文芸誌について触れていきます。 予想 ◎年森瑛「N/A」(『文學界』5月号) ◎高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」(『群像』1月号) 〇山下紘加「あくてえ」(『文藝』夏号) △温又

            第35回 山本周五郎賞 受賞作予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は5月16日に発表される山本周五郎賞の受賞作を予想していきます。  なお、あくまでも予想です。作品の内容評価とは離れた、外的要因も幾分か踏まえて予想をするのでその点はご理解ください。  まずは候補作の確認から。 『余命一年、男をかう』吉川トリコ(講談社刊) 『灼熱』葉真中顕(新潮社刊) 『黛家の兄弟』砂原浩太朗(講談社刊) 『砂嵐に星屑』一穂ミチ(幻冬舎刊) 『チェレンコフの眠り』一條次郎(新潮社刊) 新潮社のツイートを引用

            第35回三島由紀夫賞 受賞作予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は5月16日に発表される三島由紀夫賞の受賞作を予想していきます。  なお、あくまでも予想です。作品の内容評価とは離れた、外的要因も幾分か踏まえて予想をするのでその点はご理解ください。  まずは候補作の確認から。 『道化むさぼる揚羽の夢の』金子薫(新潮社刊) 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』川本直(河出書房新社刊) 『Schoolgirl』九段理江(文藝春秋刊) 「ブロッコリー・レボリューション」岡田利規(「新潮」2022年2

            第35回 山本周五郎賞 候補作予想してみた

             ごきげんよう。あわいゆきです。  今回は4月中旬ごろに発表される、山本周五郎賞の候補作を予想していきます。  予想には私の主観と個人的な趣味嗜好が多分に混ざっています。あくまでも一個人の考えということで、なにとぞご理解いただけると幸いです。  はじめに予想を記し、その後に作品の簡単な紹介をしていきます。 予想◎葉真中顕『灼熱』(新潮社) ◎岩井圭也『水よ踊れ』(新潮社) 〇河﨑秋子『絞め殺しの樹』(小学館) △塩田武士『朱色の化身』(講談社) △深沢潮『翡翠色の海へうた