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百箇日

今日はポテさんの百箇日
ポテさんを迎えにノンタブリまで行ってきた。

ポテさんが4月6日に亡くなった時
以前テトさんが火葬で酷い目にあったことで
剥製葬という形を選んだ。
帰ってくるまで不安で不安でたまらなかったけれど
今日帰ってきたポテさんは
4月5日に会った時のポテさんだった。
病気になって病院に行く前のふわふわのポテさんではないけれど、愛しいポテさんが目の前にいて撫ぜる事ができた。
涙があふれた。

骨も、火力の調整をしなかった火葬人のせいで、粉々でまったく原型がない状態にされたテトさんと違いちゃんと原型を留めている。

私が逝く時に一緒に火葬にしてもらいたい。テトさんとポテさんの骨と私の骨を一緒にしてもらいたい。
そう遺言書へ書き記しておく。

Lunaがポテさんに反応して、ポテさんのいるケージをこじ開けようとしていた。


本能だから仕方がないので怒ることはしない。
ポテさんが嫌がるからやめてね、と言うと
しばらく世話人の顔を見て、こじ開けることをやめた。

猫は、こちらの気持ちを見透かしているような顔をする。

あと4日で世話人は手術。

手術までにポテさんが帰ってきて本当に良かった。

ところで、
百箇日を調べてみると別名「卒哭忌(そっこくき)」とも呼ばれ、悲しみに区切りをつけて故人の死を嘆く状態から抜け出すという意味があるそうだ。

日曜だというのに、手術をする病院から連絡があった。
保険会社と病院側での見積りが取れてGoサインが出た。
入院前に入院に耐えられるかの検査をする日時も決まった。

百箇日の今日、ポテさんが帰って来てくれたのは
泣いてばかりいないで、悔やんでばかりいないで
日常に戻りなよ。僕は側で見ているから。
身体を治して眠れるようになりなよ。
そして猫を守ってあげて。

そういうことなのだろうか。
自分勝手な想像だが・・・

ポテさん、今でもあなたが大好きだよ。



有難うございます。またハムスターと暮らせる日を夢見ています。