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陸上部を支える主務とは?元選手が多いのはなぜ?

こんばんは、ライター修行中のAikaです。
昨日は寺田監督と皇學館を引き合わせた前田監督のお話を少し書かせていただきました。

↓昨日のブログ↓

そしてそして…本日は陸上長距離界で私が大好きなお2人の幸せな報告がございましたが、わざわざ取り上げられることをあまり望んでいない気がするので、これだけにしておきます。
ただただ、本当におめでとうございます!

私は少しずつ咳が治ってきました。
いい加減治したいところです。
誕生日を迎えて以後、まだ一度も体調良い日が無いという…(汗)

やりたいことをやるためにはまず元気でいないとですね。

さて、本日は駅伝の世界において、なくてはならない裏方を務める主務について、取り上げさせていただきたいと思います。

箱根駅伝を見ている人なら一度は主務という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
知らないという人もぜひ、覚えていただきたいです。

主務とは、簡単にいえば陸上競技部マネージャーのまとめ役です。
箱根に出場するような大学では多くの場合、短距離部門と長距離部門は分かれているため、箱根駅伝で目にするのは長距離部門の主務というパターンが多いでしょう。

陸上部にはマネージャーが大体複数人おり、主務というのはそのまとめ役で、大抵男性です。
※マネージャー自体は女性がいることも多いです

その理由はおそらく、その仕事内容のためでしょう。

主務の仕事は本当に過酷です。練習の準備、タイム計測はもちろん、他のマネージャーへの指示出し、選手のフォロー、合宿の手配、大会のエントリー、月陸のようなメディアからの取材依頼にも対応します。私が聞いた話では、深夜に監督から急に電話が掛かってくることもあるそうです(笑)。

編集部コラム「学生駅伝を支える主務の存在」
https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/4166

そもそも箱根駅伝自体、走る区間によっては明け方暗いうちからアップするわけなので、深夜早朝に呼び出しがあることも無理ないなと思います。

ただでさえマネージャーは体力勝負といわれますが、その中でも箱根強豪校の陸上部主務の仕事は激務なので、男性でないと務まらない、というのもあるのかなと。

また、元選手がマネージャーに転向し、その後主務に昇格するパターンが多いため、必然的に男性が多くなるというのもあります。

陸上競技自体、同じ駅伝でも男女でタイムや抱える悩みにもかなり違いがあるため、選手のフォローという面でも男性のほうがやりやすいというのもあるでしょう。

とはいえ、女性マネージャーも選手の食事作りなどで支えていることも多く、女性ならではの細やかさも大事ですけどね。

主務は監督の言葉を選手に伝える橋渡し役になることもあり、その伝え方にはとても気を遣うという主務の言葉も聞いたことがあります。
選手よりも監督に近く、監督よりも選手に近い立場だからこそ、どんな声かけをするかは主務の手腕が問われるところです。

時には監督車に乗って、監督の代わりに激を飛ばしている主務も見たことがあります。
選手としての経験もあり、裏方として彼らを支えてきた主務の言葉だからこそ伝わることもあるでしょう。

実際に選手からマネージャー→主務に昇格した人でよく知られている東洋大OBの神永よしきさん(TKDプロジェクト)の動画でその時の思いや監督とのやりとりなどのエピソードを動画で語ってくれているので、興味のある人はぜひ聞いてみてください。

陸上ファンの中には、好きだった選手がマネージャーに転向する、ということもあると思います。

走っている姿を見られなくなるのは寂しいことですが、選手や監督に信頼されている人でないとなれない主務という役割になれることもまた、本当に凄いことだというのは知っておいていただきたいです。

今日はこの辺で。明日も頑張ります!

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