新内眞衣が歓喜する理由〜二期生不遇の体現〜

僕が乃木坂46の2期生と出会ったのは、なんだったか、ほとんど覚えていない。

というのも、もう僕が乃木坂46を好きになった時には堀未央奈がセンターに立ったあとだった。

鮮明に覚えているのは、アンダーを知ってからだろう。『乃木坂工事中」が始まってからかもしれない。

その後、「乃木坂って、どこ?」のYouTube動画を見て、僕は愕然とすることとなる。

二期生不遇の体現。

それは既に二期生デビューの時点から起こっていた。

今から、「乃木坂って、どこ?」の二期生初登場のYouTube動画を見ながら振り返っているのだが、まず、一列で出てこない。

しかも司会のバナナマンがまるで初々しいアイドルと接している。

バナナマンのツッコミにあまり笑わない。

バナナマンの一人一人のトークが長い。

一人一人の特徴的なものへのトークがバラバラ。

でも、こう言うものは好きな人からしたら好きだと思う。あくまで僕の思った動画を見ながらの改めての感想だ。

一期生はもっと特徴的な自己紹介があったし、まるでこれから先は、この自己紹介はしないだろうと思う自己紹介はなかった。

しかし、二期生に関していえば、かりんちゃんの地形当て、純奈の金平糖、きいちゃんの雑誌破り、琴子の麺つゆ好き、まいちゅんの地下鉄ネタ、絢音ちゃんの飛行機好きの曖昧さ、寺田蘭世のの弱点の話、ななつんの「真夏先輩」話、未央奈の肉好きの渋さ、矢田理沙子の「真夏先輩」話Part2、れなちのチャップリンの映画演説、米徳京花のうどんを食べながら絶叫系に乗れると言う嘘話、お餅を正月に5個食べる話、みり愛ちゃんの人のほっぺたを触りランクをつける話。

全部バナナマンのツッコミが生きないぼけ殺しにしか見えない。

しかも、その後この自己紹介で生きたのは、純奈が実は金平糖が好きではないと言う事実を言うこと、きいちゃんは二度の活動休止を経て雑誌破りができなくなったこと、まいちゃんの地下鉄ネタは当たること、絢音ちゃんは飛行機好きが波に乗りタモリ倶楽部や冠番組を持ったこと、ななつんの「真夏先輩」話、みり愛ちゃんのほっぺたを触り日村さんにツッコミを入れる。

二期生の毒が見える一期生、二期生初共演回

一期生を推している人からすればちゃんは「二期生ってつまんない」と思ってしまうことも多かったのでしょう。僕もきっとその一人になるような初共演動画でした。

一期生が良すぎると二期生は潰れ、二期生が不遇だと言われれば、それ以降は良くする。

AKB48も二期生はチームKとしてデビューしますが大島優子、秋元才加、河西智美、小野恵令奈、野呂佳代、増田有華、宮澤佐江など、一期生である主要メンバーに嫌われていて、後々有名になるメンバーの方が多かったです。その代わり三期生は、チームとしてはチーム楽曲がなかった代わりに「チームB推し」と言う曲があるからこそチームBは最強であると言うことを表立って表明させており、チームKはそこで出足を挫かれている気がします。

乃木坂46で言うと、二期生で表題曲でセンターになったのは堀未央奈が7thシングル「バレッタ」でなったのみ。三期生は大園桃子、与田祐希がダブルセンターを務めた「逃げ水」。一曲であるとはいえ、1:2である。

提供楽曲にも差は出る。二期生曲である「かき氷の片想い」が2ndアルバムTYPE−Cのみにしか入っていないのに対し三期生は3rdアルバムに「3番目の風」が全TYPE(これはカップリング曲のため)と「思い出ファースト」と二曲入っている。その後も三期生は大園桃子と与田祐希のダブルセンター曲18thシングル「逃げ水」から21thシングル「ジコチューで行こう」まで三曲連続で三期生楽曲が収録されていて、23枚目シングルにも三期生の岩本蓮加、大園桃子、久保史緒里、阪口珠美、与田祐希の5人によるユニットが含まれている。

二期生は先ほど挙げた「かき氷の片想い」の他には研究生時代の伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、山﨑怜奈、渡辺みり愛の6人による11thシングル通常版に収録された「ボーダー」、北野日奈子、寺田蘭世、堀未央奈で歌われた3rdアルバムTYPE−B収録曲「ワタボコリ」、二期生楽曲で18thシングル「逃げ水」TYPE−C、4thアルバム「今が思い出になる前に」通常版に収録されている「ライブ神」、相良伊織卒業後の20thシングル「シンクロニシティ」TYPE−C、4thアルバム「今が思い出になる前に」TYPE-Aに収録されている「スカウトマン」のみである。

こう比べても、二期生は期生曲が少ない。

この内容だけでは正直足りないかもしれない。

しかし、僕はこの内容だけで二期生は不遇であると思う。それはどこのグループでも同じであると。

その上で、考えて欲しいのが3月7日に行われる「乃木坂46のオールナイトニッポン」presents乃木坂46 2期生ライブである。

なぜタイトルで、〜歓喜する理由〜としたかと言うと、やはり不遇であり、楽曲が少ないからである。

三期生は二期生に比べてライブ経験も上だ。

二期生は2017年7月1、2日に期生別でライブで「バレッタ」「気づいたら片想い」「嫉妬の権利」そんなバカな……」「人はなぜ走るのか?」「別れ際、もっと好きになる」「ボーダー」「かき氷に片想い」「きっかけ」を披露したのみ。

一方の三期生は、二期生同様2017年7月1、2日に「3番目の風」「ハウス」「会いたかったかもしれない」「ロマンスのスタート」「ぐるぐるカーテン」「おいでシャンプー」「走れ!Bycicle」「思い出ファースト」を披露したのち、「NOGIZAKA46 6th Anniversary 乃木坂46時間TV 」の2日目に当たる2018年3月24日に富士急ハイランドにて「『乃木坂46の『の』」公開録音イベントを行った際、ミニライブを披露している。

さらに3、4期合同ライブを2019年11月26日に行なっている。

そこで今年の3月7日は2期生の単独ライブである。それを当の2期生が喜ばないわけがない。

以上、なぜ二期生ライブがここまで喜びが大きいかを歴史を踏まえ書いてみた。

僕はもちろん一部の二期生推しに批判されても構わないと思っている。だが僕も二期生が好きだ。故の中傷やら批判もこの記事の中にある。

しかし、二期生がここまで不遇だった理由をあげたらこうなったのだ。わかって欲しい。




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