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クライアントや部下の成果を爆速で上げるために絶対に外せないポイントとは?

【会社を一つ上の次元に引き上げる】
 コンサルタントの 杉本 智です。


私のメインの仕事は、経営者の右腕の育成サポートですが、
時折、コーチ・コンサルタントに対して
クライアントの成果を爆速で上げる方法を伝えています。


本日の記事は、コーチやコンサルタント向けに書いていますが、
クライアントという言葉を部下に置き換えることで、
マネジメントに対しても使える内容となっています。


クライアントの成果をなかなか上げられない、または、
成果が出せても時間が非常にかかるコーチ、コンサルタント(や上司)と、
爆速でクライアントが成果を上げられるコーチ、コンサルタントの違いは
いくつかあります。


その中で、絶対に外せないポイントを上げるとするならば、

・残念なコーチ・コンサルタントは、「見える世界」を扱う
・優秀なコーチ・コンサルタントは、「見えない世界」を扱う

と言えます。


ここで言う「見える世界」とは、
クライアントが自覚している顕在意識や浅いレベルの潜在意識のことを指します。

「見えない世界」とは、
クライアント自身が気づいていない非常に深い潜在意識を指します。


どういうことかと言うと、
残念なコーチ・セラピストは、
例えば、クライアントが

「年収を上げたいんです」
「転職をしたいんです」
「今の恋人と結婚したいんです」


などの願望や実現したいこと、
解決したいことを口にすると、

それに対して

「分かりました!
 それを実現(解決)する方法を
 一緒に考えていきましょう!!」

と安易にゴール設定をしてしまいます。


しかし、このアプローチでは、
クライアントはゴールに向けてバリバリ行動することはありませんので、
ゴール実現に時間が掛かるか、ゴール達成できません。


仮に、ゴール達成しても、
クライアントの満足度と幸福度は高くありません。

そうなると、リピートにも繋がりませんし、
良い口コミも生まれません。


逆に、
業界トップクラスに活躍しているコーチ・コンサルタントは、
クライアントが口にする言葉を鵜呑みにすることはありません。


なぜなら、クライアントが口にする願望や悩みは、
本当に彼らが望んでいるものでは無いことを知っているからです。


クライアントが口にする
「収入を上げたい」「転職したい」
といった言葉の裏側に、本人すら気づいていない
本当の欲求が隠れているのです。


というのも、
私たちの思考というのは、
次のようなピラミッド構造になっています。

(↑ 顕在意識寄り)
行動
日常的思考
習慣
感情
世界観
価値観
使命(魂)
(↓ 潜在意識寄り)


多くのクライアントは、日常的思考から生まれる
目先の欲求について話をします。

残念なコーチ・コンサルタントは、
そこを中心にゴール設定をしてしまうのです。


業界トップクラスで活躍しているコーチ・コンサルタント達は、
もっと深い、世界観・価値観・使命(魂)と言ったところに
意識を向けてクライアントと話をしています。


だから、クライアントの意識や行動が一瞬で変化を起こし、
今までとは別人のように行動し、今までの延長線上に無い
異次元の成果を上げることができるのです。


目先の欲求を扱い、仮にゴール達成をしても、
結局は今までの延長線上でしかない成果なので、
クライアントの意識や成果の次元を上げることはできません。


目先の数字を上げたりするのは、
残念ながら「拡大」や良くても「成長」でしかありません。


クライアント自身も想像できなかった成果や世界を
創造できるようになることで全く別の生き物(人物)に
「進化」することが出来るのです。


これがクライアントの成果を爆速で上げる秘訣です。


そして、このような成果を上げられるには、
クライアントが普段口にしている言葉や行動から、
本人の無意識に隠れている思考や深い価値観を読み解く能力が求められます。

さらに、読み解いた後は、言語化や図解(フレームワーク)化などを行い、
クライアント自身が理解できるように見える化することが必要です。



これらのステップを行うことで、
クライアント自身が

「なるほど!
 私の頭の中はこのようになっているんだ!」

と強烈に実感し、感情が大きく動くことで、
ゴール実現に向けて自分で考え、行動できるようになるのです。


なので、コーチ・コンサルタントを始めとする
対人支援業についている人は、
クライアントの思考を可視化することは絶対に不可欠な技術と言えるのです。


そして、これができるようになると、
クライアントのど真ん中の才能や本当に実現させたいビジョンを
言語化することができるので、
クライアントから非常に感謝されます。


実際に、私は、この思考の可視化の技術を使うことで、
クライアントが、

・世界一のセールス記録を樹立
・年収2,000万円 → 年収1億円
・月商100万円が翌月には月商400万円
・とある業界で、日本一の集客数と売上を記録

といった成果を上げられています。



ですので、
今後、あなたがクライアントをサポートするときは、
下記の構造を頭に思い浮かべながら、
クライアントがどのレベルのことを話しているかを
意識しながら話をするようにしてみてください。


あなたのセッションの質とクライアントの反応が
今までとは全く別次元に変わるはずですよ。

(↑ 顕在意識寄り)
行動
日常的思考
習慣
感情
世界観
価値観
使命(魂)
(↓ 潜在意識寄り)

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