見出し画像

ホテル療養終了〜職場復帰までの道のり

結果的に、口腔粘膜のただれによる痛みが
最後まで長引き
予定していた8日間の療養から
2日延びた形で隔離解除を迎えた。


隔離解除時の体調
としては
・頭痛:なし
・怠さ:なし
・口腔粘膜のただれ:あり(軽快傾向)
・嗅覚味覚:あり
 (僅かに風味や匂いを感じる味や匂いが何種類かある程度) 

発症日以来発熱はなく、
呼吸器症状に至っては全く出なかった


ホテル退所日

ホテル退所が決まると、
翌日の13時に部屋を出るよう指示される
最後までスタッフと他の部屋の療養者と
鉢合わせすることがないよう、
合図の電話がなってから部屋を出る

退所するに為に
部屋の整理はある程度療養自身が行う

使用したベッドシーツやカバー類は全て剥ぎ、
室内のゴミと一緒に全てまとめる

当時の朝、部屋前に届けられるハザードボックス(医療廃棄のゴミ箱)

まとめたシーツやカバー、その他のゴミ
全てをハザードボックスに入れ、
自分でエレベーター前の定位置に運ぶよう指示される

借りていた体温計、パルスオキシメーター、ルームキーは、出口で回収
部屋には何も残さず出る

ほとんど動かず過ごしていたからか
この作業が地味につらかった、、、

ホテル裏口から出て
最後までスタッフの方と顔合わせず
夫が迎えに来てくれた車に乗り込む

ホテルを出発する時に、
スタッフさんがぞろぞろと出てきて、
遠くから手を振って見送ってくれた、涙
殆ど毎日2回、内線電話で様子を心配してくれていた看護師さんがめちゃくちゃ大きく手を振って
「よかったです!」と送り出してくれた。


※ホテル療養中に薬の受け渡しでホテルに来ていた夫が看護師さんの顔だけは知っていた

保健所の方にも
検査をしてくれた病院にも
ホテル療養のスタッフさんにも
ものすごく助けられて、不安な中支えてもらい、
感謝しかない。


久しぶりの我が家へ!

夫がいる!
温かいごはんが食べられる!
部屋があったかい!
些細な事にも感動して、
夫から少々、ウザがられていた、笑

10日ぶりに我が家!
階段の上り下りで息が上がるなど、
自分でも驚く程低下した体力
隔離解除後すぐに上司から復帰に向けて調整があったが、
「あさってにはこれる?」

う〜ん
体感的には絶対無理、笑
実際の軽症と、想像の軽症は
びっくりするほどかけ離れている。
今でこそ厚生労働省の指針が変わり
無理せずに復帰できるよう考慮できるよう企業に向けたものがHPに記載されている。

だが、この頃は違った

新型コロナウイルス感染症の回復経緯や心身の負担には個人差があることから、療養終了後に職場復帰する場合の対応に当たっては、業務によって症状を悪化させること等がないよう、主治医等の意見を踏まえた本人の申出に基づき、産業医や産業保健スタッフとも連携し、勤務時間の短縮やテレワークの活用など、労働者の負担軽減に配慮した無理のないものとすることが望ましいです。
厚生労働省HP

体力回復を願って4日間有給を取得して、
復帰に備えた
たまに上司からは
「天気の良い日は散歩でもして、体力が戻るといいですね」と連絡がきていたが、
体力回復のための積極的なリハビリはせず、
のんびりと過ごした


職場復帰

不安ながらもまあ、なんとかなるか!
という気持ちで
初日を乗り切った

だが、
このあと2〜3日働くと寝込むサイクルを繰り返す、つら

子ども相手の仕事ともあり、
体力的な消耗はかなり激しい
抱っこや危険がないか見守ったり、、
体力回復が追いつく前に全て消耗

寝込む時は決まって
・激しい頭痛
・水泳をした後のような腕のだるさ
・背中の激痛
・なんとなく頭がぼーっとする

不安に苛まれ、
検索魔になり、
「新型コロナ感染後遺症」
にたどり着いた

まだまだ、コロナ後遺症外来が少なかった時
調べて出てきた
「ヒラハタクリニック」のHPをみて
症状にリンクする部分があるなあと思った私は
次の日にはヒラハタクリニックを受診した。

後遺症との闘いのはじまり〜

次回、コロナ後遺症外来を受診して

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?