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精神科参考書シリーズ 解離性障害

解離性障害は症状が分かりにくく、医療者側に知識と慣れがないと、病態の把握自体が難しいと思います。参考になった漫画やSNS、書籍を挙げていきます。

慢性の離人症を罹患されている方の漫画。症状を上手に表現なさっていると思う。離人症は症状が分かりにくいので、とても貴重です。今の病院ではトラウマとASDから来ている、と言われているよう。

解離性同一性障害と双極性障害に罹患し、会社員をしたり何度か入退院もなさっている方。漫画は3年前の発売直後に読んだ時は、ちょっとよく分からないなあと感じたが、今読み直すととてもよく分かる気がするので、自分のが少し成長したのだと思う。読み手を少し選ぶかもしれない。ツイッターとブログで、解離性障害の悩み事への対処法をシェアする活動をなさっている。

柴山先生監修の患者向け冊子と、柴山先生の新書。前者はイラスト豊富、見開き1項目の使いやすい構成で、患者さんに見せながら説明したり、貸して読んでもらったりしています。後者は新書ですが、多くの症例とともに、解離の各種症状が比較的詳しく説明してあり、診断や治療なども含めて、教科書的に使える内容だと思います。

読んでみたい本

岡野先生は国内の解離性障害の第一人者の一人だと思う。続編の「続・解離性障害」もある。「解離新時代―脳科学,愛着,精神分析との融合」を以前買って読んでみたが、難しくてあまり分からなかった。

昔買って読んだ本

斎藤環先生の本。内容はあまり覚えてないが、文化論だったような。

編著。内容はあまり覚えてない。

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