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SN DUCK BOARD GAME AWARD 2020

明けましておめでとうございます。
皆様はどんな年末年始をお過ごしておりますでしょうか。
例によって年末は年賀状を作ったり、大掃除したりとバタバタだったSN DUCKです。
さて、年始とのことで、昨年遊んだボードゲームの中で面白かった作品をまとめて紹介したいと思います。
題して『SN DUCK BOARD GAME AWARD 2020』の発表です!
ちなみに昨年遊んだゲームは85本。
その中から12作品を紹介したいと思います。
※各作品のパッケージイラストはBGGよりお借りしています。

【On Mars】

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昨年2番目に沢山遊んだ辛い方の火星開拓ゲーム。
私にとって初のラセルダ作品となりました。
ルール自体はシンプルなのですが、全てのアクションが複雑に絡み合い、常に最上の一手を求められる緊張感溢れるゲーム性に痺れました。
自分のアクションが他プレイヤーにとってプラスに働くのも、どのタイミングで行うのかとても悩ましい。
また、慣れたプレイヤー同士であれば短時間で遊べるのは魅力です。
細かな処理が多いためプレイ中抜けも多くなりがちなのは難点。

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参考:
レビュー
https://note.com/snduck/n/n8cbb62e7419d
プレイ記録
https://note.com/snduck/n/n9f55d9f7ff09

【王と枢機卿】

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ミヒャエル・シャハト氏の名作エリアマジョリティゲーム。
ずっと気になっていた作品で、フォロワーさんのインストで遊ばせてもらえてもらいました。
インタラクションが強く、思い通りにいかない感じが最高。
1ゲーム30分ぐらいで終わるのに、しっかり悩ましいのも個人的にはポイント高めです。
リメイクの『Iwari』も超欲しい。

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【Terraforming Mars Tarmoil】

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昨年、最も遊んだスナック感覚でできる方の火星開拓ゲーム。
ノミネート作品の中で唯一の拡張です。
この拡張を導入することでゲームが別物となり、プレイ時間も異常に長くなるためか評価が分かれる作品ではありますが、変わらず大好き。
都市や緑地などだけでなく、カードの勝利点が今まで以上に重要な要素となったのも好みですね。

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参考:
レビュー
https://note.com/snduck/n/n8206dad041d8

【Escape Plan】

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昨年遊んだセカンドラセルダ作品。
警察やFBIに追われながら各所に隠した資金をかき集め、街からの脱出を目指すゲームです。
ラセルダ作品の中でも軽めと言われていますが、彼の作品特有のカツカツ感は健在なため、どう効率的に回るのかを考えるのが楽しくも苦しい。
また、街を脱出できなければいくら資金を集めていて脱落するというのも、ゲームのテーマとマッチしており、私的には大分好み。

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【Amalfi】

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海運都市アマルフィを舞台に交易で得た利益を、美術や建築といった文化に貢献していき、勝利点へと繋げるワーカープレイスメント。
素敵なイラストと可愛い駒が魅力的。
システム面でも駒がワーカーと資源、両方の役割を担う特徴的なゲームです。
最終ラウンドでは、これまでに構築したカードコンボを一気に稼働させることができ、そこがとても気持ち良い作品です。

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参考:
プレイ記録
https://note.com/snduck/n/nc97eed69e5ea

【Vinhos DX】

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昨年3本目のラセルダ作品。
ワインを作り、品評会に出品して勝利点を得るワーカープレイスメント。
こちらはTabletopiaで遊ばせてもらいました。
ワーカーを置く位置によって追加コストを支払わなければならず、どうしたら無駄なく効率的に動けるかを悩むのが楽しい。
油断していると作っていたワインが無駄になってしまうこともあるため、要注意。

【Cartographers】

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四季を通して地図を作り上げていく、『Roll Player』の外伝的な位置付けの紙ペン。
ルールが簡単なこと、適度なインタラクション、ゲーム終了時に手元に残る地図など、あまりボードゲームをプレイしたことのない方にもオススメし易いのもポイント高め。
また、私の中での紙ペンゲームに対する苦手意識を改めるキッカケとなった作品でもあるため、そういう意味でも印象深かったです。

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参考:
https://note.com/snduck/n/n564d1dbc67ab

【Loot of Lima】

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リマの提督が隠した財宝を探し出すダイスと紙ペンを使った推理ゲーム。
『Cryptid』と似ている部分もありますが、質問できる範囲はダイス運によるところが強く、自分の思い通りにいかないのも気に入っています。
また、答えを外すと脱落するため、どのタイミングで責めるのかがとても悩ましく、そういう意味でも楽しい作品です。

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【パフューマリー】

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出典:https://tactical-games.net/perfumery/

戸塚中央氏のゲームマーケット2020秋の新作。
調香師コマを配置しながら素材を集め、香水を作り上げるワーカープレイスメントとエンジンビルドを合わせた作品。
手元のワーカーは最大でも3体しかいないため常に手が足りず、その中から最良の一手を考えるのが楽しい。
また、エンジンがちゃんと噛み合い、上手い具合に香水が製造できたときの快感はなかなかのもの。
カードや木駒があれだけ入っているにも関わらず、小さめの箱で携帯性に優れているところは個人的に嬉しいポイントです。

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【Fossilis】

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恐竜の化石発掘をテーマとした少し変わったゲーム。
ゲームの準備段階も面白いと感じられる稀な作品です。
運要素も強いためゲーマーにはオススメし難い作品ではあるものの、恐竜好きやみんなでワイワイ遊ぶ分にはとても良いです。
私が持っているのはKickstarter版なのですが、ミニ拡張やマイクロ拡張も沢山入っており、しばらくは楽しめそうなのも嬉しい。

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参考:
レビュー
https://note.com/snduck/n/nf177ce1223bf

【Rise of the Metro】

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ハブとなる駅を拡大させつつ、地下鉄網を拡げていくネットワークビルド。
最初の内は地図に点在するだけだった駅がゲームを通して、路線図へと変わっていく過程が楽しい。
得点計算が少しだけ分かり難いが、基本的なルールは簡単ですし、短時間で終わるため時間調整で遊ぶにはちょうど良いです。
ゲーム終了後、出来上がった路線図を見ながら語るのも盛り上がる作品。

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【Millennium Blade】

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ボードゲーム上の世界で疑似TCGを遊ぶ異色作。
大会に出場するためのデッキ構築には時間制限が設けられ、わちゃわちゃしながらカードを集めたり、デッキを組んだりするのが楽しい。
他プレイヤーへの直接攻撃要素やテキストの多さなど、人によって好き嫌いがハッキリ分かれそうではありますが、TCGプレイヤーには是非遊んでもらいたい作品です。

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【まとめ】

如何でしたでしょうか。
まだ、プレイしたことのない作品はありましたでしょうか?
もしも、まだ未プレイの作品ありましたら、今年のボドゲ始めにでも遊んでみても良いかもしれませんね。

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