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作家だった僕は、今minneで写真を撮っています。

5年前、minneで初めて自分の作品が売れました。

自分のお店を作ってみたい。その願いはネットの中でびっくりするほどあっさりと叶ってしまいました。

最初に売れた作品のことについてはよく覚えています。

作品を登録してから2週間。毎日そわそわ過ごしていたのですが、その瞬間は突然やってきます。

「あなたの作品が売れました」
minneからメールが来たときは本当にうれしかったです。

ここから、僕の作家生活は始まりました。

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あれから、5年。

僕は今、minneの運営側に回り、作家さんの作品の魅力を伝えるために写真を撮っています。

なぜ運営側に回ったのか。

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ハンドメイド作家として活動を始めるとき、クリアしなければならないハードルはいくつもあります。

特に難しいのがどうやって自分の作品の魅力を伝えるのか。

作家活動を続けていると、作品自体にとても魅力があるのに、その魅力の伝え方が上手くできず、販売するのに苦労している作家さんがたくさんいることに気づきます。

次第に他の作家さんの魅力を伝えるお手伝いがしたいと考えるようになって、最初はブログで販売のノウハウなどを発信していただのですが、縁がありminneで働かせていただくことになりました。

今はwebメディア「minneとものづくりと」で専属カメラマンとして日々ものづくりに関わる記事の撮影を行っています。

その中にはみなさんの作品を取り寄せて撮影させていただいたり、
実際にアトリエへ向かい取材させていただいたり、
また企業さんと一緒に作家さんとコラボレーションする記事を撮影させていただいたりと

写真を通して、作家さんや作品の魅力を改めてお伝えさせいただいています。

記事が公開された後、撮影した作品がたくさん売れていたり、注目されていると自分のことのように嬉しくなります。
(中には記事公開前と比べて20倍以上の注文があった作家さんもいて、僕たちもびっくりします。

またSNSを通じて作家さんからお礼の言葉をいただけることもあって、あぁこの仕事を続けていてよかったなぁと感じる瞬間です。

ハンドメイド作家として活動しているときも、レビューやメッセージで喜びを伝えてもらえるときが1番嬉しいです。

そして元々は自分の作品を販売したくて作家として活動していた僕が、今は運営側でみなさんの作品の魅力を伝える活動をしています。

どんなときも「相手に喜んでもらえるか」ということを、仕事をする上で大事にしてきました。
それはハンドメイド作家として活動するときも、フォトグラファーとしてお仕事するときも、変わりません。

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今も自分のペースではありますが、作家活動も続けています。

ユーザーとして、作家という経験を生かして、みなさんに寄り添いながら
撮影を通じて作品の魅力を伝え、たくさんの人に喜んでもらいたいです。

そして、作家のみなさんと一緒にいい仕事をしたいです。

これからも一人でも多くの作家さんと一緒にお仕事ができるのを、僕は楽しみにしています。

Twitter: @snd_noko

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