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皐月の空に横浜散歩 三渓園 21.05.02 09:20


GWになり、こどもの日が近づくと本牧あたりをウロウロしたくなる。
なぜだろう?


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昨今すっかり減った鯉のぼりが泳ぐ気がするんだけれども・・・って、それは本牧に点在する公共施設での話だけれど。
屋根より高い鯉のぼりとか言ってもマンションだアパートだが建ち庭付きの一軒家ってものがすっかり減った都市部。
当然、庭に鯉のぼりを上げる家庭も減り、いいところベランダの端に申し訳程度に出された鯉のぼりが形見狭そうに泳ぐのを見るだけになった。
少子高齢化っていうのも原因のひとつなのだろうけれど。


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米軍の接収が長かった本牧は開発の遅れということも有り、鯉のぼりを泳がす庭付きの家庭っていうのも結構残っていて、そういう意味でも鯉のぼりっていうイメージが有るのかもしれない。(あくまで個人の感想です)


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そんなイメージの本牧でも、コロナ禍のためか押し寄せる近代化のためか、ご多分に漏れず鯉のぼりは殆ど見かけない。いつもならなんとなく端午の節句祝をしている三渓園ですら、去年も今年はそういうイベントはなし。
なんだかなぁ。少子高齢化は止まりそうもありませんわ。


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端午の節句と新型コロナの感染防止とどんな関係があるというのか?薄着が悪いのか?金太郎もかたなしだな。強くてたくましい男の子っていう概念が時代に合わないのだろうか?まったくもう。


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端午の節句の飾り付けは無いけれども、重要文化財聴秋閣の奥、渓流に広がる遊歩道を開放してくれている。
新緑越しに三重塔を望む風景は気持ちがいいほど初夏ですわ。


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工事中の紀州藩の臨春閣の工事は終わらないまま、旧東慶寺仏殿も修繕工事に入ってしまった。
こんなご時世だから、人が少ない間に色々なところを直すのは正しいことだとは思うけれどもなんとなく園内がそこらじゅう工事中な気がしてくるのがちょっと残念。


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これだけの数の重要文化財建築物を維持するって大変だろうなぁ。ベニアで穴塞いどけってわけにも行かないだろうし。


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コロナ禍で特別なイベントができないから、GWっぽくも、こどもの日っぽくもないところが残念だけれど、新緑の歴史の建物に囲まれているといい気持ちなんだよなぁ。
三渓園はやっぱり横浜市民のオアシスですわ。





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