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富士山信仰 吉田の火祭りは中止になってしまったけれども・・・ 富士吉田の街散策 20.08.26 10:00


吉田の火祭が開催されるはずだった富士吉田の街を散策する。
今は富士山信仰の聖地というよりは、自衛隊の演習所と富士急ハイランドの街。時代は変わる。


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ホントなら吉田の火まつりの当日、夜には松明が並ぶはずだったメイン通りを北口本宮から金鳥居とよばれる巨大な鳥居の場所まで往復で歩いてみる。
浅間神社から金鳥居までは富士山の裾野の街だから行きは下りだからいいが、戻りはダラダラとした上りになり帰りは辛い。


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御師の家が並んだであろう通りは江戸時代に思いを巡らせると壮観。民泊の走りだ。
今も御師として民泊をしている家はいくらもないだろうが、どの家もかつて御師であった印の提灯は門前に下げている。自慢なんだろうな。


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青空に富士山が映える。


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だんだん日が登るほどに気温が上昇。
今日がホントなら火祭り当日だという雰囲気を一切感じない(笑)のどかな街の風景がたまらない。
時間はゆっくりと流れている。


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たった1年、祭りをしないことにどれほどのことがあるというか。
それくらいののんきさだけれども、街で見かけるのは高齢者ばかりだ。


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コロナ禍にかかれば重症が予想される。多分、市内の病院も高度な設備があるとは思えない。疫病まで自衛隊が面倒を見てくれるはずもなく、御殿場か甲府市内への搬送は免れまい。感染すれば一撃だろう。
コロナにかかろうがかかるまいが、今年火まつりが延期になれば、もしかしたら、高齢者には去年見た火まつりが最後の火まつりになるかもしれない。
本人はきっとそんなことを思ってもいないだろうが・・・厳しい現実だ。


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富士山に抱かれるように存在する富士山信仰の街。
富士山へ捧げる祭りが中止になった2020年の夏。
忘れられない特別な夏・・・・昨日の夕飯の献立も忘れてしまっている人が多いかもしれないけれども・・・(笑)


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北口本宮まで戻って門前の土産物屋で食べたかき氷がめちゃくちゃ美味かった。



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