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腹囲が気になる福井の旅 絶品越前おろしそば あみだそば 19.11.25 15:30

観光を終えて昨日と同じホテルへ。
ホテルに荷物をおいて福井の街に出る。
新幹線の延伸が決まっている福井の駅は小綺麗で近代的なのだけれども、それだと今ひとつ地方都市としての味がない。
駅の周りもどこが栄えているのかよくわからない。少なくても駅前は大資本の居酒屋が並んでいて折角の観光気分が盛り上がらない。こじんまりとした個人の小料理屋みたいなところはどこにあるんだろう?観光者が一番こまるのってそういうところだ。

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そんなわけで、結局こばらを慰めてくれたのは駅前のハビリンという商業ビルの奥にあるあみだそば
掲げられた幟によると十割そばが自慢らしいのだけれども、十割そばって本当にうまいかなぁあ?という思いを抱いている観光客にはあまりヒットしない受け文句。

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なので、注文したのは越前おろしそば並891円と焼き鯖寿司二カン400円を注文。
結局定番に落ち着く安定志向。

出された蕎麦茶がまずうまい。ものすごく香ばしい。
あぁ、こんなお茶を出す店はきっと蕎麦もうまいに違いないと想像させられるそれくらいウマい。

夕飯には少し早い時間帯のため他にお客は居ない。
夕飯の時間帯になってももしかしたら居ないのかもしれないが。

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待つことしばしで出された蕎麦はいかにも越前そば。
そして、相変わらず越前そばの食べ方がわからない。
つけ汁なのか、それともぶっかけていいものなのか?
丸岡城の駐車場の食堂ではみんなぶっかけて食べていた気がした。めんどくさいからぶっかけてみたのだけれども、後でお店のHPみたらつけて食べていた(爆)チェ。蕎麦湯が出るのならつけて食べるべきなのだろうか?

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でも、蕎麦は流石にうまい。
福井でそばを食べてば外れなし。必ずある程度のクオリティーが保たれているのは、このクオリティーが保てないと生き残れないからなのだろ。そして、新参者は許さない。福井というところ全体が何に対しても、そんな古いしきたりの上のバランスでなりたっている気がする。
同じそば処でも新顔、老舗が入り乱れている長野とはだいぶ異なる文化を感じる。

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言ってしまえば時代遅れ。よく言えば伝統に忠実。
飛行場一つ無い足の便が悪い閉ざされた環境での福井だからこそ出来上がった文化なのかもしれないが、もうしばらくすると新幹線がやってくる。
東京から毎時間何百人って人が運ばれてくる。金沢や富山にどれくらい取られるかもあるけれども、観光客は今までとは比べ物にならないくらい増えるはずだ。
新しい資本もどんどん入ってくるだろ。今まで無かった効率みたいなものも求められるようになるだろうし、価格競争も始まるはずだ。
新幹線とともに新しい価値観がやって来ることを覚悟したほうがいい。新幹線とともに淘汰の時代が始まるのだろ。その時その後、もう一度訪れてみたいが、そのチャンスがこちらに有るだろうか?





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