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横浜市港北区 小机城跡市民の森竹灯篭まつり 幽玄の空間に酔う 19.10.26 18:06

日本の竹ファンクラブが小机城市民の森で開催する竹灯篭まつりを見物に。
神奈川区の自宅からは、小机なんてほとんど地元での開催と呼んでいいような場所。

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今日は目と鼻の先の日産スタジアムでラグビーワールドカップ準決勝、イングランドVSニュージーランドの事実上の決勝戦と言われている試合も開催されている。
横浜港北エリアはビックイベント満載の夜だ。

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毎年この時期開催されている竹灯篭まつりは天候に恵まれないことが多い。
台風が来るんですよ。不思議と開催日を狙って。
今年はなんとか台風をやり過ごし、若干の雨の予報も出ているがなんとか開催される模様。

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小机城は、そもそも関東管領上杉氏によって築城された。山内上杉家の家宰争いで反乱を起こした長尾景春と扇谷上杉家の家宰太田道灌が戦ったのが歴史に登場の最初。

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その後、戦国時代に相模を治めた後北条氏の城となり、豊臣秀吉の小田原征伐で落城。徳川家康の関東江戸入府で廃城となった。

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つまり、時代的に石垣なんてほとんど無く後北条氏得意の土塁が主。土の城なので、雨が降ると色々と困るわけなのです。

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そんな小机城は2つの郭を竹林が覆う。その竹林保護のための竹灯篭まつり。
夜の暗がりの竹林といっただけで日本人ならワクワクする。
しかもそこを竹灯篭で照らし出すという。
幽玄へのいざないはキャッチコピーだけれども、もうそれだけでものすごそう。

主催者発表5000本の竹灯篭が竹林を歴史の竹林を照らす。
どうだ!みたいな。

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正直、もうこれよりすごい竹灯篭のイベントは見たことない。
なので毎年楽しみにしている。
だから、台風や雨で中止になったときの落胆と言ったらもう何たる事(笑)

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令和元年。今年は、素敵な竹灯篭が見られた。
来年も、再来年も期待してしまう。

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これだけの竹灯篭に火を入れる大変さや消して回る大変さ。安全に運営する大変さを思うと頭が下がるのみなのだが。





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