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【横浜市磯子区】ハマの子どもの日 和洋折衷、根岸なつかし公園旧柳下邸 24.05.05_15:00

 本牧神社からバイクを飛ばして根岸なつかし公園へ。

 これもまた毎年のコース。

 旧柳下邸は明治から戦前にかけての鋼鉄引取商人であった柳下氏により大正期に建築されたもの。

 いわゆる金属輸入業者で、弁天橋に鴨井屋という屋号でかなりの財をなしたらしい。

 その邸宅。ハマの根岸あたりに邸宅を構えるあたり、割と庶民派だったのかもしれない。

 建物はかなり洒落てます。東館、西館、洋館、蔵からなり、突出した洋館の屋根が周囲のランドマークだったらしい。

 この洋館はジブリ映画のコクリコ坂からに文化部の部室棟カルチェラタンとしても登場している。らしいが、私は見ていない。

 まぁ、いい感じの建築物です。


 そんな柳下邸を平成15年に根岸なつかし公園として整備したのがここ。この名前ちょっとダサすぎるけど。

 旧家の住宅跡ということもあり、子どもの成長を人一番願ったであろうことから、端午の節句の飾り付けがされる。

 コロナ禍でしばらく邸内撮影禁止の時もあったけれど、去年辺りからそれも解禁。

 旧家の端午の節句の雰囲気を味わえます。

 何しろ訪れる人が少ないのが魅力(笑)

 駅からそこそこ遠いし、住宅街だし。

 でも、無料なんですよ。

 和洋折衷の不思議な空間。

 華美ではないけれど贅沢な空間。

 なかなかのお金持ちの邸宅です。




 

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