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【東京都文京区】文京ガイドによる文京紅葉散歩 細川さんの屋敷跡 23.12.02_11:15

 文京区の紅葉散歩のガイドツアーの最後は肥後細川庭園。

 元総理大臣も暮らしていたらしいのだが、肥後細川家がこの土地を得たのは幕末の頃。

 しかも、下屋敷。戸越銀座のあの辺りや、赤穂浪士が切腹したあの辺りも細川様の屋敷だったから、比べれば、江戸時代にはあまり活躍していなかったはず。

 だのに、明治維新後、肥後の殿様はこのあたりに屋敷を構える。
 それなりの理由があったはず。

 当初は、和敬塾も永青文庫も細川殿の敷地だったらしいので、家臣無しで暮らすには広大なものだ。

 椿山荘は久留里藩の下屋敷だったらしいので、そのあたりが区切りだったのだろう。

 金脈総理の目白御殿もすぐお隣。そこは飯田堀家の下屋敷だったはず。
 しかも、このときはまだ火災前。昭和の政治の舞台が灰になるとは・・・

 昔の藩邸時代からすると、目白台地が神田川に侵食された地点の低地部分が今の肥後細川庭園なのだけれど、折角なら台地の上を敷地にすればよかったものを。

 回遊式庭園がそんなに惜しかったのかな?

 台地の上では湧き水も出なかったのかもしれない。神田川から水を上げるのも大変だろうし・・・

 細川の殿様の自慢の庭園は、紅葉が終わり気味な感じだった。

 すっかり雪つりの準備が終わっていたけど、はたして、この冬、東京に雪が降るのかどうか?

 景色としては美しいけれど実用的ではないよなぁ。

 まぁ、大名庭園のすることだから、庶民にはわからないことだらけなんだけれども。

 



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