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【岐阜県垂井町】秋の行楽、美濃散歩 美濃国一宮 南宮大社参拝 22.10.30_10:15

 秋の行楽、美濃散歩。
 朝からズバッと・・・とはいかないけれど、美濃路を観光することにした。

 週末にはキムタクがパレードするとかしないとかで大騒動の岐阜県。
 散歩の最初はやっぱり一宮、南宮大社から始めたい。

 律令の美濃は東山道に属した国。
 東山道は岐阜から長野、北関東を抜けて東北へと続く道。

 畿内にこれだけ近いのに律令の等級は上国。
 産業も人口も少なかったのは今も昔も・・・なのかもしれない。

 それでも一宮である南宮神社は大社だ。
 南宮山の山麓に鎮座する。

 美濃の国府もこのあたりにあったらしく、国府の南で南宮となったらしい。

 何より、ここは戦国最大の合戦、関ケ原の戦いの合戦地。
 南宮山には西軍の担がれ大将毛利軍が陣を引き、山の向こうが関ケ原という立地。
 よくぞまぁ、戦火に巻き込まれずに済んだものだと思ったら、案の定消失したそう。
 再建は三大将軍家光になってからというから、社殿自体は割と新しい。

 それでも、重要文化財である朱の楼門が目を引く。

 門をくぐれば高舞殿、拝殿と共に重要文化財。
 華美ではないが朱を基調にした美しい神社だ。

 国指定の重要文化財が18棟。
 奥へ奥へと続く参道とともに見応え満点。

 都に近いからかなかなか雅だ。

 不破の関の外側だから、基本、都とは微妙な距離感だったんだろうけど。

 それぞれの国の一宮にはそれぞれに特徴があって見応え、参拝ごたえがありますわ。




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