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【岐阜県中津川市】出張の休日 岐阜/南信散歩 馬籠宿を歩く 22.08.07_09:20

 伊那で過ごす出張の休日は南信散歩にでかけてみた。
 まずは馬籠宿。

 馬籠宿は以前は長野県だったけれども、なんとなくクリスタル的しなやかな行政の対応で、今は岐阜県の所属になっている。
 住民優先でそのほうが暮らしやすいのなら、有名観光地がなくなることに異を唱えない長野の懐の深さを感じる。
 ただの観光客の感想でホントのところはわからないけど。

 伊那からの馬籠宿へ距離は約100キロ。
 高速道路を使えばあっという間だ。(長野は広いね)

 馬籠宿は木曽路の京都側の最初の宿場。
 江戸側からは最後の宿場。
 木曽路はすべて山の中らしいので、旅人はこれから山道の苦労を嘆いたり、披露を癒やしたりの宿場だったことだろう。

 そんな、最初で最後の木曽路の宿場はやっぱり山の中です。
 アップダウンが半端ない。

 そんな山道の両側に昔ながらの宿場の商家が並ぶ、今となっては観光宿場だ。

 でも、旅合羽に三度笠な人物の往来が容易に想像できる。

 今もまだこんな町並みが残るって、どんだけ開発からおいていかれているのだろう?
 結果、観光地として生き延びているのだけれど。
 町並みを残す努力も大変だろう。頭が下がる。

 宿場の中へは今も車は入れない。宿場の下か上の駐車場に止めさせられて後は徒歩。これは住民も同様みたいだ。もう、宿場を行ったり来たりしただけでクタクタ。
 昔の旅人は、木曽路の山の中を谷を峠を歩き通さないといけなかったって・・・大変なこと。箱根程急峻でないかも知れないけれど、その距離は何倍もだ。

 島崎藤村の夜明け前の書き出しって、よくできているなぁと改めて感心したり(笑)




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