【神奈川県鎌倉市】鎌倉長谷のあじさい散歩 極楽寺坂の古戦場を歩く 24.06.16_14:30
御霊神社の境内から、踏切越えて、力餅家の門を曲がると極楽寺坂。
極楽寺坂の切り通しは、鎌倉七口の一つ。
鎌倉幕府滅亡時にはこの切通で攻めてくる新田義貞軍を大仏貞直こと北条貞直軍が迎え撃った古戦場。
鎌倉幕府の最後の最後、そこそこ無茶苦茶だったらしい執権北条高時の悪政が伝わっているけれど、結果最後の最後まで戦う家来がいるんだよね。
時代は違うけれど、戦国最強とか言われている甲斐の武将の子供や最後の大阪では浪人しか集められない元天下人の子孫などなど、いいときは調子に乗っていても、最後の最後とんでもないことになる連中が多いというのに・・・
鎌倉幕府は七口を利用した防御システムと兵士が効果的で、最後の最後まで固く守っていたわけで・・・
いざ鎌倉の古い武士道と天皇中心の新しい時代へのせめぎあいだったんだろうね。
海に沿って国道の脇道として交通量がそこそこある極楽寺坂はすっかり整備されて昔の雰囲気はあまりないけれど、昔からある鎌倉十井の星月ノ井や、虚空蔵菩薩などからは鎌倉時代の匂いがしたりしなかったり。
坂の頂点には紫陽花の名所で振り返った材木座海岸が美しい、恋愛成就の成就院が。
恋愛成就がご利益だからかカップルや女性の参拝が多い。
不思議とこういういところに男性グループが来ないのはなぜだろう?
成就院に参れば、後はは極楽寺や極楽寺駅への下り坂。
本当は、下り坂の途中にも色々あるのだけれど、それはまた別な機会に(笑)
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