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【神奈川県川崎市】昭和の残像を求めて鶴見線散歩 川崎市内編 23.04.29_09:50

 昭和の日が台風襲来だったので、その翌日に昭和が残る鶴見線散歩にでかけてみた。

 鶴見線は、横浜市鶴見区鶴見駅と川崎市川崎区扇町駅を結ぶJR東日本の鉄道路線。
 本線の他に海芝浦支線、大川支線が存在する。

 京浜港地帯を走る、日本の重工業を支え続ける路線だ。

 そのうち本線だと武蔵白石駅から東側と大川支線が川崎市を走っている。

 浅野財閥の手で埋め立てられた土地に浅野財閥が鉄道を通したのが鶴見線の始まり。

 川崎市の駅だけでも、武蔵白石駅は日本鋼管の白石元治郎から、大川駅は製紙王の大川平三郎から取ったもの。

 終点の扇町は浅野家の家紋だそうだから、挙国一致のような鉄道路線だ。

 そんな日本の重工業を支えた土地も、今となっては若干時代遅れ。

 昔はよかったよなぁの雰囲気が重く積み重なったような。

 今年は、台風の関係で昭和の日に訪れることができなかったけど、毎年のように足を向けている場所。

 なにしろ、昭和駅が有るほどだから。

 重工業の産声が聞こえるんだよね。




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